伊達市霊山町から相馬市へ抜ける国道115号線沿いや、飯舘村を走行中に「虎捕山 山津見神社」の看板を見つける事ができます。

2013年4月、火災により拝殿が焼失。

その際、100年以上の歴史あるオオカミの天井絵も焼失してしまい、ふくしま再生の会や東京芸術大による復元されたとのニュースも聞いており、早く訪れたいと思っていた場所のひとつです。

虎捕山 山津見神社

霊山こどもの村近くなどから、山間の道を車で走ること約10分、上記看板が見えてきます。

入口から拝殿へと続く参道脇には、100メートルほどつづく杉の木が立ち並び、その両脇には大きな駐車スペースが広がっています。

それもそのはず、震災前11月に開かれる秋季例大祭には、3日間で2~3万人の参拝客が訪れていたそう。

虎捕山 山津見神社

山津見神社は様々な神徳を持っているそうですが、特に交通安全や厄よけが人気。

境内には車が停められるお祓い所もあります。

虎捕山 山津見神社

鳥居や拝殿の隣には珍しい「狛狼」が奉納されていますが、

交通安全や厄よけが人気の理由と狼が祀られている理由は関係しており、

ひと言で説明すると、「山賊の墨虎を討伐するのに山の神の使い白狼が道案内をした」。

ということから、山賊討伐=厄除け、道案内=交通安全となっているそうです。

虎捕山 山津見神社

拝殿内に入ると直ぐに天井絵(格天井画)を見る事ができます。

2012年末 オオカミの天井絵をデジタル保存

2013年4月 火災により焼失

2015年6月 拝殿再建

2016年8月 復元奉納

東京芸術大大学院の院生たちが写真を見ながら約10カ月かけ復元し、2016年5月28日~7月3日福島県立美術館での展示会の後、8月11日に奉納されたそうですが、

2012年末に宮司夫人の相談により、ふくしま再生の会が天井絵1枚1枚を撮影し、記録を残していたそうで、この物語にも山の神様の導きがあったのかもしれません。

虎捕山 山津見神社

当初237枚納められていたオオカミ絵も今回242枚になったということで、また新しい願いを込めた絵が奉納されたのでしょうね。

また、今回訪れたのは拝殿ですが、本殿は虎捕山の山頂近くにあり、いくつかの巡拝路も存在しているそう。

岩山のため少々険しい道のようですが、約30分ほどで辿り着けるそうなので、本殿にもお参りしてみたいですね。

そして、飯舘村避難指示解除に伴い、また賑わいが戻ってくることを祈っております。

追伸:一般社団法人いいたてネットワークでは、いいたてフォトマップ を作成、Twitter、Facebook、Instagram などのSNSで飯舘村で撮影した写真・動画に、ハッシュタグ「#いいたてフォト」をつけるだけで参加できるそうですよ。

ホームページ:山津見神社オオカミ天井絵復元プロジェクト ,ふくしま再生の会

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