福島県には阿武隈川や阿賀野川、久慈川など多くの河川の源流により豊かな水環境があります。

会津磐梯山、飯豊連峰の伏流水からなる喜多方方面の水、金山町の天然炭酸水、檜枝岐村では尾瀬の自然水、あぶくま洞の地下水を汲み上げたあぶくまの天然水、相馬中村藩主もお茶をたてる時に愛飲したそうまの銘水など、様々な水が上げられます。

福島県の水

詳しく知りたい方は、福島県土地・水調整課の水資源利用 ページをぜひ参照してみてください。


福島市をはじめとする3市3町の水源が阿武隈川から摺上川ダムへと変わり10年が経ちました。

それをPRするために福島市水道局 が販売しているペットボトル水「ふくしまの水」はモンドセレクション2016・2017 2年連続金賞を受賞しました。

2017年は6月1日から7日まで水道週間ということで、県内各地で水道局等主催のイベントが行われています。

普段何気なく飲んでいる水道水(ふくしまの水)の水源を知るために、まずは福島市茂庭の摺上川ダムへと向かいました。

飯坂温泉から国道399号線を山形方面へ約10km。温泉街の雰囲気から一転。自然が広がる茂庭地域へと移動します。

移動の途中、春の陽気に誘われたのか、近くに住むニホンザルたちも道路まで姿を見せていました。
※野生動物にエサを与えないようにご注意ください。

福島市 茂庭

この自然豊かなフィールドを利用して、いいざかサポーターズクラブ では、自転車タイムトライアルレースや茂庭っ湖マラソンの大会、カヤック体験なども行っています。茂庭広瀬公園 では、キャンプも楽しめますよ。

摺上川ダムは、大雨や渇水などによる河川の水量の調節や水力発電のほか、かんがい用水や水道用水の供給の役目も果たしています。

摺上川ダムインフォメーションセンターでは、摺上川ダムの仕組みや工事、周辺の環境についてなども学ぶことができます。

福島市 摺上川ダム

国土交通省が定める7月21日から31日までの森と湖に親しむ旬間には、摺上川ダム茂庭っ湖まつりも開催し、湖面巡視体験(有料・要予約)や監査廊特別一般公開(通常は平日のみ要予約)なども行われるので、イベントで楽しむのもいいですね。

福島市 摺上川ダム

また、冬には雪が多く降り積もる地域です。

福島市 摺上川ダム

摺上川ダムの調査試掘で発見された源泉を使用した福島市もにわの湯 で暖まるのもいいですね。

福島市 摺上川ダム

続いてすりかみ浄水場へ。

水源の摺上川ダムから飯坂温泉へ戻る途中、山中にすりかみ浄水場があります。

ホームページ:摺上川ダム管理所 ,福島市-もにわの湯 ,福島市-茂庭広瀬公園 ,いいざかサポーターズクラブ

2017年は6月1日から7日まで水道週間(福島県食品生活衛生課 水道週間 )、3・4日には、すりかみ浄水場にて特別公開イベントが行われました。

福島市飯坂町中野の高平トンネルから、山中へ向かうとすりかみ浄水場の建物が見えてきます。

建物の入口前では、ご当地キャラがお出迎えしていました。

福島市 すりかみ浄水場

建物の中に入ると、「できたて」の水道水が飲み放題。

すりかみ浄水場の水道水は、採水時の水温が8℃と冷たいほか、硬度が15mg/ℓと超軟水!

クセがなく、飲みやすい水です。

福島市 すりかみ浄水場

昨年の金賞に続き、2017年モンドセレクション最高金賞を受賞したのはペットボトル水ですが、水道水として、福島市をはじめとした二本松市、伊達市、国見町、桑折町、川俣町の3市3町で味わう事もできます。

また、ふくしまの水 のとなりにさりげなく置かれているすりかみの水も販売元が違うだけで同じ水となっています。

福島市 すりかみ浄水場

そして、このすりかみ浄水場にて特別公開イベントでは、本格稼働10周年を記念して様々な取り組みが行われました。

東北初!浄水場カードの作成やすりかみ浄水場キッズページの作成、そして、このイベントでは地下施設の初公開!

ということで、事務局長が直々にご案内してくださいました。

福島市 すりかみ浄水場

関係者以外立ち入り禁止の柵の中に入ると、高さ24mにもなる表洗水槽が目前に現れます。

表洗水槽の案内には、キャラクターが描かれたパネルを使用。

上の写真をひととおり見てくれた方は気がついたかもしれませんが、このヒョーセンスイソーは、キッズページで使われている「浄水場の仲間たち」キャラクターのひとつ。

子ども達はもちろん、大人にも理解しやすくなりました。

通常の見学ツアーコースでは、この表洗水槽に登ることもできます。

福島市 すりかみ浄水場

さらに先へ進むと、薬品沈殿池上部へ。

薬品沈殿池では、水の中のゴミやドロを沈殿させ、傾斜版でゴミを取ります。

ゴミが取り除かれた綺麗な池には、紛れ込んだ魚がスイスイ泳ぐハプニングも。

魚も安心して泳げる綺麗な水です。

福島市 すりかみ浄水場

この薬品沈でん池の構造案内にも、キャラクターたちが大活躍。

ゴミが取り除かれた水はさらに消毒&濾過されていきます。

福島市 すりかみ浄水場

そしてここからは、一般初公開の地下施設へ。

手や足元の消毒、安全のためのヘルメットを被り、地下への階段を下りて行きます。

階段を何段も降りて行きますが、この高低差を利用して濾過が行われ、電力の利用をなるべく少なくしているそうです。

福島市 すりかみ浄水場

ツアーの最後には、「飲水思源」のお言葉をいただきました。

「水を飲みて源を思う」

水道の蛇口からはおいしい水が出てきますが、こうした施設があってこそのものなのですね。

福島市 すりかみ浄水場

出口から管理本館に戻ると、福島地方水道用水供給企業団のキャラクター「ケロロン」が手を振ってくれていました。

福島市 すりかみ浄水場

おいしい「ふくしまの水」の秘密を探るツアーは毎年水道週間内のイベントで行われています。

摺上川ダムを見た後にこうした施設を見てみるのも良いですね。

ホームページ:福島地方水道用水供給企業団 – すりかみ浄水場 ,福島市水道局

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