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山間の遊歩道を彩る多様な紫陽花 伊達市霊山 徳が森アジサイまつり

2017年7月1日・2日 伊達市霊山町徳が森には紫陽花スポットがあり、イベントが行われるということで、イベント初日の7月1日に訪れました。

徳が森は、霊山町掛田の市街地から県道41号線を霊山中学校方面へ。

案内チラシには、「伊達物産やまとフーズ」を目指してとあります。

中学校前を過ぎると、すぐに徳が森らしき山が見えますが、登山口は山を越えた場所から。

下り道の途中に、キビタンフラワースタンプラリーののぼり旗が並び、案内板もあったので、意外とすぐに到着することができました。

アジサイまつりのテント脇駐車場に車を停め、徳が森アジサイロードの案内板がある場所まで下りて戻ります。

徳が森アジサイまつり

徳が森アジサイロード看板写真奥のピンクの旗あたりが駐車場なのですが、ついつい駐車場に車を停めると、上へと上ってしまいそうになります。

しかし、アジサイロードはこの看板の右手裏。

実は、車用の道路の陰に散策路として存在しています。
(多くの方がそのまま上へ上って行ってしまっていました。)

開花までもう少し先の紫陽花も多かったのですが、アジサイロードでは主に白いアナベルと定番ピンクと青の紫陽花が見ごろを迎え、いくつも並んでいました。

ちょっと青み掛かった紫陽花がピンクへとグラデーションしている株があり、変化していく色の様子が楽しめます。

徳が森アジサイまつり

アジサイロードを過ぎると、分岐点には不動明王の石像が立っていました。

この石像の左手は登山口ですが、右手はまたアジサイロードが続くということで、さらに奥へと進みます。

徳が森アジサイまつり

不動明王像から上の紫陽花はまだ咲き始めのものが多かったのですが、林間には花ショウブが咲いていました。

また、これから育てていくとみられる多様な品種のあじさいも、散策路の片隅に小さい株ながら可愛らしい花を咲かせていました。

徳が森アジサイまつり

紫陽花は世界の様々な場所で観賞されており、多くの品種が存在するので、こうしたバリエーションが増えるのも楽しみですね。

500mくらいあるかなというコースを一周し、不動明王像に戻ってきたところで、今度は左手の登山口方面へ向かいます。

季節は外れていますが、登山口までの散策路脇には桜の木の植樹も行われており、この桜の木の成長も楽しみです。

登山口から上は紫陽花が植樹されていないようでしたが、別コースに紫陽花が咲いているのを見つけました。

徳が森アジサイまつり

なんと、こちらに咲く紫陽花は一朶(いちだ)のサイズが大きい。

良く見るのは手のひらサイズですが、こちらは両手で覆ってもはみ出てしまいそうな大きな紫陽花でした。

今回、初めて知ったのですが、紫陽花のような花のかたまりは、「◯朶(だ)」と数え、ガクアジサイなどは通常通り「◯輪」と数えるそうです。

この大きな紫陽花をまじまじと見ていると、一朶の紫陽花の形がハート形に。

徳が森アジサイまつり

写真を拡大して見ていただいた方は既にお気づきかと思いますが、2016年(平成28年)3月30日に徳が森では完全消火まで丸2日間掛かった山林火災が発生しました。

2016年に予定されていたアジサイまつりは中止となってしまいましたが、徳が森環境整備プロジェクトチームみなさんの努力で2017年には無事再開する事ができました。

そんな愛情を受けてこのハート形紫陽花を作ったのかもしれませんね。
※あじさいは毎年ハート形になるとは限りません

チラシには伊達市梁川町 山舟生くぼたあじさいまつり連携開催の文字もあり、今後の展開にも注目です。

また、徳が森ではアジサイまつり以外にも、春にさくらまつりも行なっているそうです。


ホームページ:徳が森 アジサイまつり – 伊達市観光ポータルサイト

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近年、人気が高まっている、梅雨の時期を鮮やかに彩るあじさい。
県内にも多くの紫陽花の名所があるので、紫陽花巡りはいかがでしょうか。

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