中生代白亜紀の双葉層群の地層を囲むように建てられたいわき市アンモナイトセンター。
施設のエントランスを抜けると、地面がむき出しとなっており、その地面の上には発掘された化石がそのまま展示されています。
いわき市大久町では昔から二枚貝やアンモナイトの化石が多く発見されており、その発掘現場をそのまま建物で囲んである施設は世界でも3ヶ所ほどだそうです。
また、アンモナイトセンターの魅力は実際の地層で「体験発掘」ができること。
ヘルメットやゴーグル、発掘用ハンマーは施設の物を借りることができますが、軍手などは持参して参加しましょう。
施設の隣の発掘現場を歩いていると、前回の体験発掘時に見逃していた化石がそのまま落ちていることも。
始めは慣れない発掘作業も、30分ほど作業すると、どんどん上達してきて楽しい。
基本的に発掘された化石はアンモナイトセンターに帰属するそうですが、通常的に発掘される、二枚貝・サメの歯・アンモナイト等、指導員の確認了承を得たものは記念品として持ち帰ることができます。
過去には、貴重な化石を発掘し、新聞に掲載された方もいるそうで、わずか1時間程度の体験といえど、リアルな発掘にドキドキ体験もできます。
この日は約50名が体験発掘を行ないましたが、GWなどの連休時には1日2回の予定を増やすほど多くの方が楽しみにやってくるそうですよ。
ホームページ:いわき市アンモナイトセンター
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