室町時代に葦名盛久がこの地に別荘を建てたのがはじまりと言われている御薬園は、昭和7年日本国指定名勝に指定。
昭和28年から一般公開されています。
松平容保公の孫である秩父宮妃勢津子殿下をお迎えする際、東山温泉に建てられた別館を移築したという「重陽閣」の前には、プリンセスチチブが花を咲かせていました。
この重陽閣は、2016年8月6日~10日、9月24日~28日の10日間公開されるほか、平成30年には、会津若松市内にて、ご成婚90年記念式典が開催される予定になっています。
御薬園の名前の由来は、会津地域で300年近く栽培されているおたね人参(朝鮮人参、高麗人参)の作付を推奨したことから。
7月~10月ころにはオタネニンジンの赤い実を見ることもできるそうなので、探してみてくださいね♪
心字の池を囲むように造られている園路は、進むたびに様々な景色を楽しむことができます。
訪れた2016年9月18日は、あいにくの雨模様となってしまいましたが、庭園の東側には東山の連山を借景とした庭園の景色も望めるそう。
御茶屋御殿からの景色を望みながら、抹茶を楽しみ、ゆったりとしたひとときを過ごすのもいいですね。
ホームページ:御薬園 – 会津若松観光ビューロー
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