昨年は、2017年7月1日~12月28日まで、園内整備のため休園となっていた花見山公園。
年明け後も厳しい寒さが続きましたが、気温も暖かくなり、春の花見山期間もいよいよ近づいた2018年3月24日、今年の様子を伺いに、花見山公園へと訪れました。
春の花見山期間が始まると、周辺エリアには交通規制が敷かれ、あぶくま親水公園が臨時駐車場となりますが、期間以外には、花見山公園前や渡利地区ウォーキングトレイル駐車場が利用できます。
今年は開花の進み具合が遅く、ようやく梅の花が咲き始めた様子でしたが、それでも楽しみに春を待ちかねている方たちが多く訪れていました。
花見山公園前観光案内所近くに咲く、緑咢梅。
その名の通り、緑色の咢(がく)が涼しげです。
そして、園内に入ると、早速、整備による変化が見られました。
最初の上り坂には、コンクリートが新たに敷設され、少し登りやすく。
中腹まで来ると、砕石敷きとなっており、靴底にしっかりフィットする感じで、ついつい早足に(笑
とはいいつつ、ひっそりと咲くクリスマスローズや、次々と花を咲かせる侘助(ワビスケ)、満開を迎えた金縷梅(マンサク)、花が開き始めた日向水木(ヒュウガミズキ)、つぼみが膨らみ始める木瓜(ボケ)など、見どころもたくさんあります。
普段はついつい見逃しがちなのですが、45分・60分コース分岐の手前、藤棚と寒緋桜の間にある大王松がいつになく存在感を出していました。
大王松の木には、手のひらほどの大きな松ぼっくりが下げられていたので、その大きさも見てみてくださいね♪
山頂からは、梅の花で白みを帯びた花見山周辺と、福島市市街地、吾妻連峰が見渡せます。
山頂を過ぎると、花を咲かせ始めた十月桜と弾け出しそうな山茱萸(サンシュユ)の花が咲いていました。
そのまま下って行くと、まず、咲きかけのヒュウガミズキが姿を現します。
ヒュウガミズキは、この淡い色合いが園内の雰囲気を柔らかくしてくれますね♪
その後、ところどころ咲き始めている白梅の花が続きます。
鮮やかな花ももが1本だけ、ひと足先に満開となっていました。
染井吉野が咲き始めると花見山公園の雰囲気も一気に変わっていきますが、暖かい陽気の中、手軽に散策して自然の景色を楽しむのもいいですね。
もちろん、これからの春の花見山もぜひお楽しみください。
花見山公園 スポット情報
見ごろ時期 | 4月中旬~下旬(桜) 一年を通して様々な花や紅葉などが楽しめます |
住所 | 福島県福島市渡利 |
主なイベント | 2018.4 春の花見山 |
見どころ | 春の花見山期間中、花見山公園はもちろん、周辺の花木も一気に咲き誇るので、一日中散策も楽しめます。 春風を感じながらももりんレンタサイクル等でサイクリングして周辺の桜名所周遊もおススメ。 |
その他 | 春の花見山期間中は交通規制が実施。 JR福島駅から花見山まで直通の臨時バスが運行。 臨時駐車場(あぶくま親水公園)からシャトルバス運行(整備協力金有)。 |
ホームページ | 花見山公園 花見山振興協議会 花見山特集 – 福島市観光コンベンション協会 花見山便り – 福島市観光コンベンション協会 花々を楽しむ – 福島市 |
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