2019年5月23日、地方紙を飾った葛尾村のクリムゾンクローバー。
別名、ストロベリートーチとも呼ばれるこの花は、イチゴのような色と形の穂先で畑を彩っていました。
新聞報道だけでなく実際に見たいと思っていたところ、この畑の場所は、葛尾村復興交流館あぜりあにて案内を受けられるとの事で、見頃を迎えている2019年5月26日に訪れてみました。
葛尾村復興交流館あぜりあは、国道399号線と県道50号線が交わる場所にあり、以前、川内村から帰宅する際に何度か通った場所の近くでした。
この交流館は、2018年6月16日に開所し、村民の交流活動を支援する場所だそう。
交流館の中を見て歩いていると、係員の方も忙しそうだったのですが、どこからともなく「クリムゾンクローバー」のワードが聞こえてきたので、これはチャンスと早速、近づいて話を聞いてきました。
クリムゾンクローバーの咲く場所は大放地区(おおはなちちく)・大笹地区(おおざさちく)2箇所。
まずは、県道253号線へと向かう大放地区へ。
案内の目印となっているお宅の前の田んぼと思われる場所には、一面、クリムゾンクローバーが咲き誇っていました。
ここでは、約1haの畑にクリムゾンクローバーが植えられ、大笹地区よりも早く見ごろを迎えるそう。
花を良く見てみると、クローバーのような3枚の小葉がついているのが分かります。
道の奥にもクリムゾンクローバーが咲いているのが見えましたが、この先は通行止めとなっているようですので、適当な場所で折り返してくださいね♪
そのまま県道50号線まで戻り、再び県道50号線を北東へと進みます。
こちらも建物や交通案内板を目印にしますが、「クリムゾンクローバー」と書かれた案内板もあるので、比較的分かりやすいかもしれません。
大笹地区では、約2haの畑にクリムゾンクローバーが植えられています。
こちらは道路の高さとほぼ同じ目線でクリムゾンクローバーを観賞することができます。
こちらも見頃を迎えているようですが、大放地区よりも長く観賞できるよう。
クリムゾンクローバーの穂先を見てみると、少し白っぽくなっている個体もあるので、見ごろを迎えるとどんどん紅く染まっていくようですね。
このクリムゾンクローバーは、農地の地力回復のための緑肥(りょくひ)として、植えられたものですが、景観緑肥としても、多くの来訪者の目を楽しませていました。
葛尾村のクリムゾンクローバー スポット情報
見ごろ時期 | 5月中旬~下旬 |
住所 | 福島県双葉郡葛尾村 |
交通・駐車場 | 葛尾村役場から約5kmほど離れた場所にあるため、葛尾村復興交流館「あぜりあ」にて、案内を受けてください。 |
見どころ | 約2haの畑が紅に染まり、クリムゾンクローバーが咲き誇る |
ホームページ | 平成29年5月の話題 – 葛尾村 葛尾村復興交流館あぜりあ – 葛尾むらづくり公社 |
地図
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