青空を泳ぐサクラ鯛色の早咲き桜 南相馬市 大漁桜

暖冬の2020年は3月に入ると、いわき市の河津桜のつぼみが膨らみ始め、中旬には常磐共同火力勿来発電所隣にある勿来火力公園や21世紀の森公園が見ごろを迎えていました。

そして、例年3月下旬～4月上旬に見ごろを迎える南相馬市の大漁桜も、3月20日には見ごろを迎えたということで、さっそく3月21日に訪れてみました。

大漁桜の場所は県道34号線沿い、南相馬市馬事公苑から北へ1.5kmほどの場所にあります。

常磐自動車道、南相馬IC方面から向かったのですが、近くなると山中に桜が咲いている様子が見え、すぐにその場所を知ることができました。

通りに入るとすぐに、八重米坂の桜という標柱が立っていますが、大漁桜という呼称で親しまれているようです。

この周辺には300本が植樹されているということですが、道路沿いからは約30本ほどの大漁桜を確認することができました。

帰り足には、八重米坂をぐるっと一周してみたのですが、山頂付近からは海も見える眺望が楽しめましたよ。

さて、大漁桜は、早咲きの大島桜の品種ということですが、

淡いピンクの花色がサクラダイに似ていることから、大漁桜と名前がつけられたそう。

そう言われてみると、サクラダイ＆大漁はとても縁起の良い桜で、青空もまた広い太平洋を思い起こさせるようでした。

初発神社にもお参りしてきましたが、鳥居の扁額（神額）や林の中の参道も趣きのある佇まいでしたよ。

この見事な花ぶりに、ついこの後、浜通りの桜の名所を巡ってみるのですが、ソメイヨシノはもう少し先のようです。

2020年は大漁桜を皮切りに、お花見をスタートさせていただきました。

ふくしまの桜50選+α

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片倉の大漁桜 スポット情報

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