毎年7月を迎えると、新聞に載る真っ白いハスの花。
以前から気になっていた塙町の上渋井蓮園へ、2021年6月26日に訪れました。
もくじ
上渋井蓮園
平成28年から遊休水田をハス池として整備したという、上渋井蓮園。
(開始年は、いただいたチラシの内容を元に記載しています。)
私は寄り道していたので、棚倉町方面(東側)から県道を通って訪れ、ちょっとややこしい道のりになってしまいましたが、
地図を見ると、磐城塙駅から上渋井地区へ向かって行くのが最も分かりやすいルートのようですね。
途中、案内板が立っているのですが、ビニールハウスの間の畑道のような場所を通り、少し不安になります。
しかし、案内板を信じて進んでください。
畑の間を通り、林の横を道なりに下っていくと、鮮やかな緑のハスの葉が見えてきますよ。
そして、駐車スペースのすぐ前には、真っ白な花を咲かせるハス池が広がっているのです。
このハスは瑞光蓮といい、江戸時代に松平定信公が改良したと言われているそう。
花先が薄紅色で、やや大きめの花が特徴です。
案内してくださった方が、白無垢に紅を差した様な花姿と熱く語ってくれたのも印象的でした。
また、別のハス池には大賀蓮も栽培されていました。
大賀蓮は古代ハスの発見者大賀一郎博士の苗字からとったもの。
瑞光蓮よりも、若干時期が遅れて咲くそうですが、
この日は午後に訪れたため、ハスの花は殆ど閉じてしまっていたのが残念でした。
そして、上渋井蓮園の見どころはハスだけでなく、スイレン等の水生植物も栽培しているところです。
元々は田んぼであったことからか、綺麗に水へ映り込むスイレンの姿が美しいのが印象的でした。
このスイレンは、200メートルほど先まで栽培されている水田が続くのですが、さらに奥には、水生植物のアサザも山吹色の花を咲かせていましたよ。
まとめ
訪れた当初は、真っ白な瑞光蓮が目的でした。
瑞光蓮ももちろん美しいのですが、ハスだけでなく、スイレンやアサザまで観賞できるスポットでした。
瑞光蓮を見に来た方もぜひ、奥まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
上渋井蓮園 スポット情報
見ごろ期間 | ハス:7月~9月 |
住所 | 福島県東白川郡塙町上渋井熊野平124 |
交通・駐車場 | 磐城塙駅から北へ2kmほど行った場所。 お車は5台ほどの駐車スペースがあります。 また、上渋井蓮園では維持協力金をお願いしています。 |
見どころ | 真っ白な蓮の花と、睡蓮やアサザなどの水生植物 |
ホームページ | 上渋井に咲くハスの花 | 塙町 |
地図
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