福島市信夫地区のニュータイプへたれガンダムと古刹陽林寺のあじさい

以前から紫陽花の情報があった福島市信夫地区の陽林寺。

地図を見てみると陽林寺は、信夫地区内平石地区の境界付近ということで、2022年6月18日、場所も近いへたれガンダムにも足を運んでみるのでした。

へたれガンダム

私が初めて平石地区のガンダム風オブジェに訪れたのは2014年。

その頃はまだ名もなきオブジェだったのですが、いつの頃からかへたれガンダムとの愛称で呼ばれるようになり、気づけば人気スポットに。

また2020年には、ニュースに取り上げられる事件もあるなど、多くの方が心を寄せるスポットになっていました。

そして、平石地区は、大森城山公園から訪れることができるものの、
花木農家が集まる平田地区とは山を隔てて、異なる方向に位置します。

平田地区を通ると、松川町水原へ。

平石地区を通ると、松川駅へ。

また福島市街地から訪問する場合、大森城山公園側から訪れると、道なりに平田地区へ進んでしまうため、明成高等学校側から訪れると、平石地区への道順が分かりやすくなるかもしれません。

私の平田地区と平石地区の場所の覚え方でした。

：

さて、へたれガンダムへと話を戻します。

このへたれガンダムが設置されている場所には、綺麗な砂利が敷かれているため、比較的すぐに見つけられると思います。

場所は、平石集会所前。

塗装が剥げて、錆が目立っていた機体も、綺麗に塗装されていました。

そして起こった事件は、へたれガンダムの武器盗難。

今では、有志の方々が持ち寄った武器に囲まれています。

足元には、お子さまが描いた風のへたれガンダムイラスト入りの石もお供えされていました。

武器のラックの隣には、ロードバイク用の木製サイクルスタンドも設置され、サイクリングコースのチェックポイントとしても利用されていることが伺えました。

時代の流れと共に進化しているへたれガンダム。

福島市ももりん大使の室屋義秀さんは、アニメ「機動戦士ガンダム」に憧れてパイロットになったという経緯をお持ちとか。

そして福島市には、UFOの里もあるなど、宇宙に魅力を感じる何かがあるのかもしれないと、浄土平の星空（浄土平天文台）を思い浮かべ、ソラに思いを馳せるのでした…。

へたれガンダムスポット情報

住所	福島県福島市平石中稲場１９
交通・駐車場	福島市街地から明成高校前、老人ホーム前を通り、JR金谷川駅方面へ向かう途中の平石集会所前。スポットは、砂利敷きされ、駐車スペースもあります。
見どころ	多くの方から愛されるデザインのガンダム風オブジェ。
ホームページ	信夫地区 – 福島市

地図

陽林寺

そして随分と話が逸れてしまいましたが、紫陽花の観賞をするために陽林寺へ。

陽林寺はへたれガンダムの裏手に見えた山の中にあり、

大森城山公園へと戻る、すぐの分岐を西（左）へ向かい、山側へ山側へと進んでいきます。

地図を見ると、行き止まりの道ですが、手前には住宅が数軒。

途中、90度に右折し道が細い場所もありますが、基本的に訪れやすい場所です。

そのまま道を進むと、立派な山門が見えてきました。

すぐ左手が駐車場です。

さっそく紫陽花観賞。

と思いましたが、まず目を引いたのはその眺望。

見えるのは、約3km先の済生会福島総合病院でしょうか。

眺めずにはいられませんでした。

そして、お地蔵様の後ろには紫陽花（アナベル）が並びます。

訪れた2022年6月18日現在は、見ごろまでまだ少し先の印象でしたが、咲きそろうと綺麗でしょうね。

また、途中には紫陽花を栽培している場所があったり、睡蓮が咲く池（白竜沼）があったりと季節の花々も楽しめました。

と、ここでようやく境内へと足を進めます。

本堂の手前には、多くの場所で見られるようになった花手水で癒されます。

初訪問の私は、山門に加え本堂も立派な事に驚きます。

そして、本堂の裏手にはさらに紫陽花が植栽されていました。

残念ながら、見ごろの時期という訳ではありませんでしたが、多くの場所に紫陽花が植栽されており、見ごろの時期が待ち遠しいスポットです。

また、至る場所にお地蔵様が祀られており、紫陽花とのコラボレーションも楽しいでしょうね。

陽林寺のあじさいスポット情報

見ごろ期間	あじさい：6月中旬～（7月中旬）
住所	福島県福島市小田位作山１３
交通・駐車場	へたれガンダムから北西の坂を上り、交差点を左、果樹園と田んぼの交差点（看板あり）を左へ進み坂を上った先。山門脇に駐車場あり。
見どころ	境内の各所に植栽された紫陽花と至る場所に祀られているお地蔵さま。
ホームページ	位作山陽林寺