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双葉町を笑顔で華やかに彩る FUTABA Art District

2020年、地方紙の新聞記事で見かけた双葉町の壁画アート。

その名も、FUTABA Art District

気がつくと、次々と新しい作品が作られていくニュースが度々報じられ、気になっていた方も多いのではないでしょうか。

私自身も気になっていたものの、情報があまり出て来ず、行っても天候に恵まれず、とタイミングを逸してきましたが、2022年9月ようやくご紹介できることとなりました。

もくじ

地図

双葉駅前

スタート地点は双葉駅前

雰囲気の良い旧双葉駅舎と新駅舎、新築された双葉町役場と、以前訪れた数ヶ月前と雰囲気が大きく変わってきていました。

双葉町 FUTABA Art District

FUTABA Art Districtのスタートも双葉駅前から。

このFUTABA Art Districtは、アート集団OVER ALLsが壁画アートの力を証明するために描き始めたものだそう。

そして、双葉駅前を出ると、目の前にはさっそくFUTABA Art Districtの作品たちが見えるのでした。

双葉町 FUTABA Art District

Vol.0 狼煙・Graph Balcony

Vol.1 HERE WE GO

まずは、ブロック塀に描かれた2作品。

2020年8月9日

アートの狼煙を上げた、ロミオとジュリエットを思わせるようなステンシルアートと、

ココ!と差す指とHERE WE GOの文字。

実は、2022年3月16日の福島県沖地震で崩れてしまったとの情報を、インスタのフォロワーさんより頂いていました。

双葉町 FUTABA Art District

思いも寄らず、ストリートアートと芸術のはかなさを感じる作品となってしまいましたが、

作品とHERE WE GOという決意は、ココ!に残り続け、

その時、その時の瞬間も心に留めておきたいと感じるのでした。

Vol.2 ファーストペンギン

2020年10月

私が、地方紙で出会ったのがこのファーストペンギン

大きく描かれた人物が印象的な作品です。

双葉町 FUTABA Art District

震災前の店舗は既に取り壊されているそうですが、

同月(2020.10)、双葉町産業交流センターに店舗を移し、地元に親しまれた双葉の味を引き続き提供しているそうです。

週末はお休みになっている事が多いのですが、営業日にはFacebookページインスタグラムも更新されているので、覗いてみてはいかがですか。

Vol.3 FUTABA

2020年12月12日

建物の持ち主のお子さんの成長をテーマに描かれた作品。

双葉町 FUTABA Art District

元々は、お子さんとお父さんがカラーで描かれていたそうですが、

この作品には続きがあるようです。

Vol.4 BACK TO THE FUTABA

2021年2月

道路沿いのお父さんの絵に、車内から覗く景色が上書きされました。

双葉町 FUTABA Art District

フロントガラスに映る景色と、バックミラーに映る景色の異なり。

思わず、同じ目線でそのフロントガラスに映る景色を眺めてみるのでした。

双葉町 FUTABA Art District

Vol.6 だるまさんがすすんだッ

2021年6月

震災後も復興公営住宅で開催されてきた双葉町のダルマ市

その双葉ダルマをモチーフに描かれた作品です。

双葉町 FUTABA Art District

元々は双葉駅前近くで開催されていたダルマ市の双葉ダルマがこの場所に描かれるのは、大きな一歩になりそうです。

また、双葉ダルマは青い太平洋ダルマと金色の町章ダルマの2種類があるそうですよ。

Vol.8 HUMAN POWER!!!

2022年3月

だるまさんがすすんだッが描かれた旧東邦銀行支店の壁の反対側に多くの人の顔が描かれました。

双葉町 FUTABA Art District

作品タイトルは、HUMAN POWER!!!となっていますが、作品を見ていると、力仕事のPOWER!ではなく、笑顔のPOWER!!!を感じます。

双葉町 FUTABA Art District

同じく、交差点のBACK TO THE FUTABAが描かれた建物の北側の壁面、

双葉町 FUTABA Art District

さらに北側の消防署にも。

双葉町 FUTABA Art District

総勢25名の笑顔が実は、この消防署の北側や旧あぶくま信用金庫双葉支店にも描かれているそうなので、この記事を見た方はぜひそちらも訪れていただければと思います。

中野地区

双葉駅から双葉町産業交流センターへ向かうと、そこは街づくりが進む双葉町中野地区復興産業拠点

この地区には、街づくりに関わる企業の施設が点在していますが、途中の双葉中央アスコン双葉中央アスコン火入れ式 – 大林道路)にはひと際大きな壁画アートが現われます。

Vol.5 HERE WE ARE~ヨイショ!~

2021年3月

長いロープを引くために、次々と集まる人の手。

双葉町 FUTABA Art District

2021年1月には双葉町産業交流センター前の語り部広場で双葉ダルマ市の代替イベントが実施され、巨大ダルマ引きが行われたそうですよ。
双葉ダルマの販売イベントが実施されました – 東日本大震災・原子力災害伝承館参照

Vol.7 常~NOrMAl~

2021年10月

同じく双葉中央アスコンの北側の壁面に、新たな作品が追加されました。

双葉町 FUTABA Art District

言わずもがな双葉ダルマ市と同様の伝統行事相馬野馬追がテーマであることがひと目で分かりますが…。

双葉町 FUTABA Art District

良く見ると、タイトルに込められた常~NOrMAl~が伝わってくるようですよ。

まとめ

以前からチェックをしていたのですが、実は訪問後、FUTABA Art District – OVER ALLs さんのサイト整備が進み、見やすくなっていたことに気がつきました。

双葉町 FUTABA Art District

最近まであまり多く語られていなかった制作ストーリーも覗いてみてはいかがですか。


双葉町 FUTABA Art District スポット情報

住所 双葉駅:福島県双葉郡双葉町長塚町西
双葉町産業交流センター:福島県双葉郡双葉町中野高田1番地1
交通・駐車場 国道6号線から双葉駅方面へ。
双葉駅南北に公営無料駐車場、旧東邦銀行店舗跡地の道路を挟んだ向かいに駐車スペースあり。
また、双葉町産業交流センターにも駐車することができます。
見どころ 街の彩りを華やかにするウォールアート群
ホームページ FUTABA Art District – OVER ALLs

この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。

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