季節と共に福島市の花々を巡るふくしま花回廊スポット。
福島市松川地区や土湯温泉は、自然豊かな土地を活かし、ふくしま花回廊スポットの3分の1が集まっている地域です。
今回は、土湯温泉周辺で楽しめる初夏の花、スイレンとヒメサユリの観賞に土湯温泉地域へと訪れました。
もくじ
照南湖ビオパーク
福島県内にもいくつかハスやスイレンの名所があります。
その中で、今回訪問するスイレンの名所照南湖ビオパークは、国道115号線土湯バイパス横道トンネルの上方にあるため、土湯温泉側からトンネルに入らず、旧道へと進み、訪れてください。
旧道を道なりに進むと、木々が少し開けた場所に小屋があり、そのすぐ先に入口看板があります。
駐車場は道路と池の間の狭い空間なので、混雑時には譲り合って駐車してくださいね。
さて、個人的にハスやスイレンの見ごろというと、夏から秋まで次から次へと花を咲かせるため、いったいいつ頃が最適なのだろうと思っていました。
何度か訪れていると、午後になってしまうと花が閉じてしまう事は分かってきていたのですが、
時期はいつが良いのか。
車を降りて、ビオパークに近づくとその答えが分かりました。
手前から視界の先まで広がるスイレンの花々。
スイレンは、9月上旬まで見ごろ期間が続きますが、咲きそろい始めた6月中旬の午前中が最も良さそうです。
もちろん、お天気の状況によって見え方は変わってくるので、雨のスイレン、晴天下のスイレン、様々な姿を観察していただければ幸いです。
この日も、訪問時は空が雲で覆われていましたが、しばらくすると、一瞬の日差しで良い風景を見ることができました。
スイレンは、天候によって見え方が変わるのも楽しみのひとつですね。
照南湖ビオパーク スポット情報
見ごろ期間 | スイレン:6月中旬~9月上旬 |
住所 | 福島県福島市土湯温泉町葭畑 |
交通・駐車場 | 国道115号線横道トンネル手前を旧道へ進む。 ビオパーク手前に駐車スペースあり。 |
見どころ | 自然豊かな土地の中で、次々と花を咲かせる色とりどりのスイレン。 |
ホームページ | 照南湖ビオパーク – 土湯温泉観光協会 |
地図
堤ヶ平のヒメサユリ
堤ヶ平への道のりは、照南湖ビオパークを越え、そのまま旧道を進みます。
途中、旧115号線から外れ、さらに奥へと進むのですが、中間地点のあたりに、びっき沼と空cafe があります。
旧道は年に数回通るかどうかといった場所ですが、空cafeさんがあることで、以前よりも明るい雰囲気になったような気がします。
途中、堤ヶ平のヒメサユリの看板があるので、のぼり坂を上がっていくと、ひめさゆりの里という大きな看板が姿を現しました。
堤ヶ平のヒメサユリには、数年ぶりに訪れてみたのですが、大きな看板が設置され、以前よりも訪れやすくなっていました。
坂を下った場所には、駐車場も整備されていましたよ。
園に訪れるには、坂を上らなければならないのですが、
上るのが大変な方は、アヤメが植栽されている池がある方から訪れると比較的緩やかな場所で観賞できると思います。
また、ひめさゆり園は、害獣対策の電気柵で囲われておりますので、触れないように注意して散策してください。
園内は、いかにも自然が荒らされていない場所。といった雰囲気で、
新緑の中にピンクのひめさゆりが映えます。
花びらも個体により大きさがまちまちですが、細いひめさゆりはまさに、可憐なという言葉が似合いますね。
ひめさゆりは、福島県内でも一部の場所でしか鑑賞できない植物です。
堤ヶ平のヒメサユリは、そのひめさゆりが福島市内で見れる貴重な場所ですね。
堤ヶ平のヒメサユリ スポット情報
見ごろ期間 | ヒメサユリ:6月中旬 |
住所 | 福島県福島市土湯温泉町堤ヶ平13 |
交通・駐車場 | 照南湖ビオパークからさらに奥へと進んだ山中。 丘を下った先に駐車場が整備されていました。 |
見どころ | 福島・新潟・山形の県境の一部山地でしか見られない貴重なヒメサユリの花 |
ホームページ | 堤ヶ平のヒメサユリ – 土湯温泉観光協会 |
地図
まとめ
訪れた2022年6月5日は、土湯温泉 にて、土湯こけしまつり が開催されていました。
2019年5月24日には土湯温泉観光交流センター「湯愛舞台(ゆめぶたい)」がオープンしたほか、土湯温泉内にも足湯、日帰り温泉施設、観光案内所の湯楽座など多くの施設もあるので、合わせて立ち寄ってみるのも良いですね。
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