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ビリッと舌先に伝わる天然炭酸! 金山町 大塩天然炭酸場とサイダー温泉

前回は2015年6月に訪れ記事化していた大塩天然炭酸場

その後5年間で少しずつ変化している様子を、通った際や金山町ふるさと情報発信事業Facebookページ などで確認していましたが、今回改めて訪れたので、追記してみたいと思います。

もくじ


金山町会津川口駅から国道252号線を只見町方面へ14kmほど進み、会津横田駅先の橋を渡ると、2015年当時、プレハブ小屋の大きな文字「炭酸水」が大塩天然炭酸場の目印となっていましたが、

金山町 大塩天然炭酸場

2016年には、観光客向けの休憩所が新たに誕生、看板も設置されより分かりやすく変化していました。

金山町 大塩天然炭酸場

この休憩所から集落の中を進み、炭酸場前の駐車場へと向かいます。

金山町 大塩天然炭酸場

炭酸場の板も年月を感じますが、以前は井戸しかなかったので、雪解け水が豊富な春先にしか、本来の天然水を楽しむ事ができませんでした。

金山町 大塩天然炭酸場

そのため夏場には、大塩天然炭酸場から2kmほど先の株式会社ハーベス 滝沢工場向かいにある滝沢天然炭酸水を個人的にお勧めしていましたが、

金山町 滝沢天然炭酸水

※2020年9月現在、滝沢天然炭酸水の前には倉庫が建築され景色が変わっています。

2019年7月には、大塩天然炭酸場井戸の右後方に引水口が設けられました。
金山町 ふるさと情報発信事業 参照

金山町 大塩天然炭酸場

夏場は鉄分が多くなり飲用としては厳しい感じでしたが、豊富な水量の流水で、いつでも天然炭酸水が楽しめますね。

ちなみに私は、飲用(1~2日くらい保存)と、洗顔・洗髪用(1週間くらい保存)にこちらの炭酸水を利用させていただき、お土産や長期保存の飲用として、奥会津金山 天然炭酸の水 を購入させていただきました。
※旧製品名 awa心水

炭酸水は飲んでも良いし、洗顔・洗髪に使用すると、汚れや皮脂が良く落ちて、肌もすべすべになりますよ。

また天然炭酸の水 は、ろ過殺菌されているので、持ち帰ってからもしばらく楽しめるのが良いですね。

この天然炭酸の水 は、道の駅などで購入できるほか、大塩天然炭酸場隣のハーベス工場前にある自動販売機でも購入できます。

そして今回、滝沢天然炭酸水を訪れた際、気になっていた看板の方へ向かってみることにするのでした。


金山町 大塩天然炭酸場 スポット情報

住所 福島県大沼郡金山町大字大塩上ノ山5298
交通・駐車場 会津川口駅から国道252号線を只見町方面へ14kmほど進んだ場所に大塩天然炭酸水の看板がある。
集落の中を進むと、アスファルトで舗装された駐車場があります。
見どころ 引水口から流れ出る天然の炭酸水を味わうことができます。
関連イベント 2020.5.3中止 春の炭酸場まつり
ホームページ 大塩天然炭酸水保存会

地図


その場所は、滝沢川の甌穴群(おうけつぐん)。

おう穴とは、岩のくぼみ等に小石が入り込み、水流で回転して深く削られたものだそうですが、滝沢川渓谷にあると聞き、きっと山中を歩かなければ、見られないものだと思い込んでいました。

ところが、看板をよくよく見ると、滝沢川のおう穴群まで、0.3km

国道252号線から300mしか離れていない、ゲキチカの渓谷でした。

案内板に従い道を進むと、5~6台ほど車を停められそうな駐車場へとたどり着きました。

金山町 滝沢川おう穴群

この案内板の奥に見える細い道を進み、緑が切れた場所で渓流側を覗くと、

金山町 滝沢川おう穴群

すぐにおう穴群を望むことができました。

この後、滝沢川まで降りて、おう穴群を間近で見るのですが、驚かないでください。

一番の見どころの不動滝は、滝沢川まで降りなくとも見れるのです。

むしろ、降りたら見れません。

滝沢川を歩いている時、ひとりの男性が滝の音を聞きつけ、下流へなんとか行けないものかと試行錯誤していたようでしたが、

金山町 滝沢川おう穴群

駐車場へ戻ってみると、同じように滝の音が聞こえる?

実は案内板側ではなく、駐車場の目の前が不動滝のビューポイントになっていたようだったのですが、生い茂る草木で看板に気がつきませんでした。

その男性にも教えてあげると、やはり気づかなかったようで、そのビューポイントに向かっていました。

金山町 滝沢川おう穴群

若干、下草で見えにくくなってしまっていますが、おう穴群ポットホールともいわれるように、ちょうどポットの注ぎ口のような形で水が注がれているのが見えます。

改めて、滝沢川を見てみると、岩が不思議な形に削られ、流れていますね。

金山町 滝沢川おう穴群

このおう穴の出来はじめから、滝として流れる終わりまで、一カ所で見られるのは、大変珍しいうえ、東北最大規模になるそう。

金山町 滝沢川おう穴群

滝沢川まで降りるのは、ロープを使わなくてはならなかったり、岩の上が滑りやすかったりと危険が伴うのですが、駐車場のすぐそばから見れるのには驚きですね。

実は川に降りた後、写真を撮っていたら上り口を見失い崖を上って帰ってきたのですが、ついウルシの木らしきものを触ってしまい、肌がさわさわっとして少し赤らんできたような感じに…。

ちょうど持ち合わせていた炭酸水で肌を洗い流して事なきを得ましたが、川まで降りずに見られてば、それに越したことはありませんね。
※個人の体験談です。炭酸水の効果には個人差があると思います。

そしてもう1か所、ここまで来たら忘れてはならない場所へと立ち寄りました。

金山町 滝沢川おう穴群 スポット情報

住所 福島県大沼郡金山町大字滝沢字逢田350
交通・駐車場 会津大塩駅から少し進むと、滝沢川の甌穴群の案内板があり、集落側に入る。
案内板に従い進むと、行き止まりに駐車場があります。
見どころ 岩盤が削られ、奇怪な形になったおう穴群と不動滝
ホームページ かねやまの宝 – 金山町

地図


2015年8月8日に新築された大塩温泉共同浴場が再オープン。

2018年3月には、「天然サイダー温泉 」として、ホームページも新設されました。

前回はタオルなどを持ち合わせていなかったので、利用を諦めていましたが、今回はしっかりと準備して訪れましたよ。

金山町 大塩温泉共同浴場

源泉温度は38.3℃と温めの温度なのですが、半身浴をしていたところ、入っていた場所の肌が赤くなるほどポカポカに。

帰宅してからも肌がすべすべ。

もちろん、持ち帰った炭酸水も体を洗い流す際に使ってみたりと、しばらくの間効果を楽しませていただきました。

私のように、飲用や洗顔・洗髪だけでなく、料理に使うと食感も変わるそうですので、ぜひ金山町の天然炭酸水、いろいろお試しください。

金山町 大塩温泉共同浴場 スポット情報

住所 福島県大沼郡金山町大字大塩休場3103−1
交通・駐車場 国道252号線沿いに小さな大塩温泉共同浴場の看板がありますので、近づいたら見逃さず、入ってください。(入り口は2ヵ所あるので、炭酸場前の休憩所で折り返すのもありですね。)
共同浴場の手前と真ん前の2ヵ所に駐車場があります。
見どころ ぬるいのにぽかぽか。鉄分も豊富なナトリウム-塩化物・炭酸水素源泉です。
料金 協力金300円以上
ホームページ 温泉ガイド – 金山町

地図

この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。

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