福島県遺族会館
台風16号が温帯低気圧に変わり、秋雨前線が日本を覆い雨模様となった2016年9月22日の秋分の日。
福島県内各地でも彼岸花が咲き始めているということもあり、6万6千本の彼岸花が植えられているという信夫山の福島県遺族会館へ訪れてみました。
開花状況は咲始めでしたが、お彼岸ということもあり太子堂の駐車場はほぼ満車で多くの人が訪れていました。
信夫山一周道路から旧参道へ
あいにくの雨の日でしたが、せっかくなので羽黒神社の大わらじを見に、信夫山を散策してみました。
信夫山一周道路から、旧参道を通り、羽黒神社赤鳥居とねこ稲荷(西坂稲荷)を目指します。
標高275mの信夫山ですが、山頂までの距離も短い参道は急斜面。
道路状況が良いのが幸いですが、傘を差しながらの散策は意外と大変ですね…。
でも、距離は短いので、旧参道に入ってから意外とすぐに鳥居を確認することができます。
赤鳥居の周辺の御神坂には「お花畑」の表記も。
季節は外れているようでしたが、どんな花が咲くのか気になるところです…。
ねこ稲荷(西坂稲荷)
そして、歩みを進めると、ねこ稲荷の看板が見えてきます。
ねこ稲荷では、2014年から毎年4月末に「猫のしあわせ祈願祭」が行われ、多くの参拝者が愛猫の幸せを願って訪れるそうです。
仁王坂
ねこ稲荷を過ぎると再び、信夫山一周道路へ。
そして、目前には羽黒神社まで残り140mの距離を阻むかのように上へと伸びる仁王坂が。
この途中にはもともと仁王門があり、その門へとわらじを納めたのがわらじ奉納のはじまりとか。
せめてお天気の良い日に訪れたかったですね…。
傘の効果もなく…、汗だか雨だか分からなくなり最後の力を振り絞ると、ついに羽黒神社が。
この坂を2月に行われる「暁まいり福男福女競走」では駆け上るわけで…。
改めてスゴイな~と思うわけです…。
興味のある方は、年明けに福島青年会議所 のホームページをチェックしてみてくださいね。
羽黒神社
神社の脇には、長さ12mの大わらじが奉納されています。
暁まいりの時には100人の担ぎ手が仁王坂を通ってこの約2tの大わらじを奉納するというのですから、上ってみると改めて凄さを感じる訳です。
羽黒神社の絵馬掛所には、…も奉納してあり、大わらじを奉納するパワーをいただいているのかな?と思いました。
信夫山ガイドセンター
帰り足は、比較的緩やかな信夫山一周道路から。
途中、2016年4月19日に開所したという「信夫山ガイドセンター」へ。
この場所は過去に、しのぶ荘という旅館があり福島市内を望む「100万ドルの夜景」スポットでした。
開所は17時までということで、夜景までは見ることができなさそうですが、天気の良い日は福島市内の眺望を楽しめるでしょう。
と考えながら、川のようになった信夫山一周道路を戻り散策を終えました。
信夫山一周道路と案内板
雨が降っていたせいもあり、2時間ほどの行程でしたが、晴れた日はもっと手軽に散策できそうです。
散策を考えている方のために案内板の写真も掲載しておきますねー。
また、ねこ稲荷、羽黒神社は車でも近くまで行けるそうなのでぜひ、途中の「信夫山ガイドセンター」に寄って行程を聞いてみてください。
ホームページ:信夫山ガイドセンター ,信夫山 – 福島市観光コンベンション協会
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