長崎県佐世保基地に配備されている護衛艦すずつき(涼月)。
横須賀に係留後、イベントの前日には相馬港に入港した様子が確認されました。
護衛艦きてるね。#ふくつぶ pic.twitter.com/O2bvrLMot3
— にゃぱん (@nyapa_23) 2017年7月8日
※にゃぱんさん「#ふくつぶ」投稿ありがとうございます。
すずつきの名前の由来は「爽やかに澄み切った秋の月」ニックネームは「SailorMoon」
その名のように月の守護を受け、七夕の日には小望月(こもちづき)、一般公開の7/9には満月が見れるなど空梅雨の夜空を照らしていました。(暑い週末になりましたけどね…。)
護衛艦が相馬港に入稿するのは約10年ぶりということで、一般公開イベント当日には、新地町の相馬港第3ふ頭に多くの方たちが見学に訪れていました。
早速、護衛艦の甲板に上り見学。
様々な装備を見ながら船首から船尾へ。
格納庫のすぐ外には哨戒ヘリコプターが展示され、大人から子供まで多くの方が操縦室や後部の座席に代わる代わる腰かけ、装備や操作パネル、内部からの眺めを楽しんでいました。
船尾の甲板には、ヘリコプターを見学している行列以外にも、もうひとつの行列…。
並んでいる方たちの頭の隙間から、港を除いてみるとそこには、ブルーインパルスJrの機体が。
護衛艦すずつきだけでなく、ブルーインパルスJrも相馬港へ初上陸。
その雄姿をできるだけ良い場所から見ようとショーが始まるのを待っていたようです。
程なくしてアナウンスが流れ、パイロットたちがブルーインパルスJrを点検、搭乗。いよいよショーの始まりです。
ブルーインパルスJrの機体は高速で移動しているため、一般の方には地面に着地しているように見えるそうですが、実は地面ギリギリを超低空飛行。
高度な操縦技術を間近で見ることができる貴重な体験です。
様々な編隊飛行演技の中には、煙幕を使った演技もいくつか披露され、2013年福島市で開催された東北六魂祭でのショーを思い出させるような、大きなハートマークが描かれました…。(解説も楽しかったですよ)
そして、ふ頭には装甲車を始めとした陸上自衛隊の車両が展示され、海上自衛隊だけでなく、陸・海・空が揃った公開イベントとなりました。
来場している子供たちだけでなく、自衛官の家族の方も久しぶりに家族と対面していたり、
一回りして戻ってくると、入口のテント前には風船を持った方たちの集まりが…。
すずつきの艦長さんも福島県出身の方らしく、帰艦を歓迎していました。
自衛隊福島地方協力本部ツイッターを見るとフィナーレにその風船を飛ばしたようです。
相馬市の原釜尾浜海水浴場は東日本大震災の被災により2017年7月現在利用再開となっておりませんが、ひと足早く夏の賑わいを見せていました。
ホームページ:自衛隊福島地方協力本部
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