郡山市街地から県道6号線を猪苗代湖、湖南方面へ。
紅葉が見ごろの季節ということもあり、郡山市逢瀬町の雰囲気を味わいたいと2017年11月3日、浄土松公園へと訪れてみました。
看板を目印に、途中から少し細い道へ。北側駐車場へと入ります。
駐車場の目の前には多目的広場が広がり、遊具で遊んだり、シートを広げて休んでいる方たちも。
バーベキュー施設(使用期間4月から11月まで要予約)もあるほか、毎年10月には浄土松公園まつりが行われるなど、憩いの施設のようです。
しかし、浄土松公園といえば、奇妙な形をした「きのこ岩」があり、ちょっと大げさに、トルコの世界遺産カッパドキアに例える方も居る場所では…?
園内マップを探してみると、この多目的広場から少し歩いて行くようです。
ここから先は、一部木道があるものの基本的には整備されていないので、雨上がりのぬかるみなどにご注意ください。
まずは、西側にある「高ぼっち」と呼ばれる場所へ。
少し斜面のきつい岩を登ると、安達太良の山々や郡山駅前、ビックアイまで眺めることができます。
登っているときは気がつかないのですが、上から足下を見ると意外と急なのに驚きます。
きのこ岩方面への道へ戻ると、黒岩の入口から八畳屋敷までは東日本大震災の影響が残り、未だ立ち入り禁止となっていました。
一部、通行可能なハイキングコースへ行くと、ちょうどきのこ岩の上の辺りへ。
周囲が少し紅葉している見晴らしが楽しめました。
整備されていない道のため、ちょっと迷いそうになりましたが、郡山自然の家でのレクリエーションに使われていると思われる、木々の青い布を確認しながら無事本線へと戻ります。
すると景色が少し変わり、ゴツゴツした岩がいくつも並ぶ様子が現れます。
まるで、きのこのように地面からにょきにょきと岩が伸びてきたようにも見えますが、実は、雨風により削られた姿だそう。
2011年の東日本大震災により一部崩れ、形が変わってしまいましたが、こうした年月が新たな景色を作っていくのかもしれませんね。
岩の周囲には松の木が枝を張り、きのこ岩の姿は「陸の松島」と呼ばれているそうです。
また姿を変えていくかもしれないきのこ岩、現在の姿を目に焼き付けてきました。
ホームページ:浄土松公園 – 郡山市
[socialbox]