法面保護擁壁に描かれた大きな鬼の絵が印象的な小玉ダムに、2015年7月草野心平記念文学館と共に訪れてみました。
坂上田村麻呂が成敗した鬼ヶ城山に住む鬼をモチーフに、縦横60メートルの大きさの鬼の絵は、時代を切り拓くシンボルとして「歴史と文化のゾーン」に描かれています。
他にもダムを越えた先には、くびなが竜の絵も発見しましたよ。こちらも何か伝説があるのかな…?
また、アスレチック遊具がある「わんぱく遊びゾーン」や炊事施設もある「野外活動ゾーン」では、テントを張っている様子も見えました。
毎年7月21日から31日まで森と湖に親しむ旬間として、全国のダムにて様々なイベントが行われ、小玉ダムにおいても、小玉ダム体験ツアーが行なわれているそうですので、夏井川水系の自然に親しむ機会を作るのに良いかもしれませんね。
水害防除や水道用水、工業用水の供給、発電などを目的とし建設された小玉ダムは、平成29年に運用開始20周年を迎え、このたび「クリスマスライトアップ&キャンドルナイト」イベントを開催するという事。
以前の訪問から約2年ぶりとなった、2017年12月24日に再度訪れてみました。
開始時間の17時が近づいてくると、ダムの堤頂部に照明が灯り、次々と人が訪れてきます。
こだま湖石碑の回りにも、イルミネーションが飾りつけられました。
手づくりの顔出し看板にも鬼の絵と、ライトアップイベント記念の文字が。
ぽっちゃりしたサンタさんみたいな体系と、家族が揃っている雰囲気に、不思議とクリスマスっぽさを感じます。
開始時点では、小雨がチラついていましたが、始まると三日月も顔を出し、このライトアップに興味があるようでした。
小玉ダム初の試みとなったこのライトアップは、クリスマスカラーを使用し、ダムのカラーライトアップとして県内初となっているそう。
そして、ダムの壁面ライトアップを見るために、間近で見上げられるエリアを特別開放!
堤頂部から見下ろすと、このエリアに行けるようですよ。
堤高は102m。エレベーター塔から搭乗し、約1分半かけて堤内を降りていきます。
ダムの底にある監査廊の照明も、レインボーで彩る演出がされて楽しい。
見上げるだけでなく、見下ろしたり、横から見る景色も幻想的です。
そして、限定エリアから見上げると、より幻想的。
常用洪水吐から流れ出る水は、ツリーの幹のように、堤頂部の照明はオーナメントにも見えてきます。
ライトアップ以外にも、キャンドルが来場者数だけ並べられ、また一味違ったクリスマスイブとなりました。
※2017年12月25日ライトアップイベントについて追記しました。
小玉ダム☆クリスマスライトアップ&キャンドルナイト イベント情報
開催日時 | 2017年12月24日(日)・25日(月) 17:00~20:00 運用開始20周年記念イベント 小玉ダム クリスマスライトアップ&キャンドルナイト – ふくつぶイベント情報 |
開催場所 | いわき市小川町 小玉ダム |
見どころ | 高さ102mの小玉ダムをクリスマスカラーでライトアップ |
小玉ダム スポット情報
住所 | 福島県いわき市小川町高萩字釜ノ前1-25 |
駐車場 | 小玉ダム管理所周辺に駐車場有り |
主なイベント | 2017.7 小玉ダム体験ツアー |
その他 | 事前申し込み不要で、多目的広場(キャンプ場)・炊事施設が利用できます。 (ゴミはお持ち帰り下さい。) ダムカード配布方法:平日(月~金、祝日及び年末年始を除く)9:00~16:30 小玉ダム管理所の玄関インターホンにて呼び出し |
地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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