福島県内には多くの観桜スポットがあり、観桜を楽しむ方も多く訪れます。
その中でも、訪れやすい場所や知名度の向上などで、人気のスポットとなる場所やその桜を好きな方だけが訪れる場所など、様々なスポットがあります。
2018年は400ヵ所以上記録した
福島県さくらスポット
という地図を制作しましたが、まだまだ…というか、とても一人で調べられる量ではない事が想像いただけると思います。
しかし、桜が好きな福島県民。
その辺りはしっかりと調べてくれる団体が多く存在するのは頼もしい限りです。
一つは、「福が満開、福のしま。」福島県観光復興推進委員会 – ふくしまの旅 ふくしまさくらスポット
もう一つは、福島民友新聞社 – みんゆうnet さくらだより や 郡山観光交通株式会社 – 一本桜ベスト30 ,枝垂れ桜花番付
そして、発行から18回目を迎え多くのカメラマンからも支持されている、「桜を愛するアマチュアカメラマンの会 福島県内【1本桜】番付表」が挙げられるのではないでしょうか。
(残念ながら、桜を愛するアマチュアカメラマンの会にはホームページが無いのですが、アサヒカメラ 2018年 03 月号 [雑誌] への掲載や、有志の方が印刷物をインターネット上にアップしているので、検索してみてくださいね。平成30年度版:アナウンサー日記 – 福島中央テレビ)
その中で、2009年に周辺を整備してから10年足らずで小結と三役入りした1本桜があります。
それが、二本松市東和地区にある「中島の地蔵桜」なのです。
人気の秘密は、左右に大きく張り出した樹影と、残雪の安達太良山に加え…、
ライトアップでは田んぼに張られた水鏡が映す鏡桜に、多くのカメラマンが連なり競うように写真を撮影しているとの噂を耳にしていました。
そのため、私自身も少し躊躇していた点もあったのですが、ついに2018年4月13日に訪れる事となりました。
その写真がコチラ。
中島の地蔵桜足元には、風に揺らぐことなく綺麗な水鏡ができているほか、周囲も住宅が少なく幻想的なイメージ。
しかも、この日は寒かったせいか、来場者もわずか数名程度。
危惧していた混雑もなく、ゆっくりと観桜&撮影を楽しむことができました。
初めて訪れたライトアップに、南側の駐車場から桜の様子や周囲の様子を観察しながら、時計回りに観賞していきます。
日中の観賞では余り目にすることのなかった幹の形も、ライトアップによって樹齢約150年の歴史が浮かび上がるよう。
ほぼ一周して、いよいよ幅30メートルに亘る枝張りを撮影しようとすると…。
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定刻の21:30を迎え、真っ暗になってしまいました。
幸い、少しだけ星空が見えるお天気。
近くに住宅も何件かあるので、1枚だけ、大人の時間を楽しみました。
2018年は暖かい春となり、開花が早まる桜も多いのですが、タイミング良く中島の地蔵桜ライトアップを楽しむことができました。

2014年・2016年には日中の様子を伺いました。ご興味のある方は「残雪の安達太良山を望む 二本松市 中島の地蔵桜 」もぜひご覧ください。

当サイトでは、 ふくしまの桜50選+α にて福島県内の桜スポット情報、桜開花情報リンクなどもまとめていますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。
中島の地蔵桜 スポット情報
見ごろ期間 | 4月中旬~下旬 |
主なイベント | 2018.4.10~25 中島の地蔵桜まつり |
住所 | 福島県二本松市針道中島 |
交通・駐車場 | 国道349号線から看板を目印に東へ約500m。 桜の東側が臨時駐車場として使用されています。 |
見どころ | 残雪の安達太良山や、水を張った田んぼに映る鏡桜など。 ライトアップも人気。 |
その他イベント | 2017.12.31~2018.1.3 冬季ライトアップ |
ホームページ | 中島の地蔵桜を守る会Facebook |
地図
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