お盆期間中は、福島県内でも様々な場所で花火大会が行われます。
花火大会は、休み期間中のイベントとして、楽しみのひとつになりますが、盆踊りと合わせると、お盆の迎え火・送り火としても実施され、地域とのつながりを感じる夏まつりとなります。
川俣町の夏祭り「からりこフェスタ」のサブタイトルは、絹織物の歴史、技術を紹介する「からりこ館」にも表されるように、絹織機の音を表しており、郷愁を感じるような夏祭りとなっているようですね。
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川俣町内に入ると、1~2km手前から会場を目指し歩く方々が目立ちます。
随分と遠くから歩いて行くんだな…と思いつつ、臨時駐車場となっている川俣町役場に辿り着くと、100台は停められそうな大きな駐車場も満車。
幸いにもすぐに停められたものの、会場に行くとさらに驚きます。
会場を埋め尽くす、人、ひと、ヒト…。
以前に同じ会場で行なわれた川俣シャモまつりに訪れた際も、多くの人が集まり、シャモを味わう場所もないなぁという感じでしたが、それでもテーブルやイスが設置してあった状態での話。
ところが、今回はテーブルもイスも無い状態で所狭しと移動する人や出店に並ぶ人たちで、混雑していました。
写真も撮っている場合じゃないと、人混みを避けるように西側の保健センターへ。
すると、櫓が現れ、ちょうど新川俣音頭に合わせて踊り流しが行われているところでした。
櫓につけられたぼんぼりの柔らかい灯りは、辺りを懐かしい雰囲気へと変え、どこからか絹織機のからりこという音が聞こえてきそうですね。
盛り上がる会場に後ろ髪をひかれながら、初観賞となる川俣町の花火大会の撮影スポットを探します。
実は、川俣町を訪れる前から、川俣中央公園で見れたら良さそうだなとアタリをつけていたのです。
川俣中央公園がどんな場所かご存じない方は、過去記事「山一面を淡いピンクで包む150本のソメイヨシノ 川俣町 川俣中央公園の桜 」をご参照ください。
場所取りとかしなくちゃだなと、勇みながら向かったところ…。
なんと、川俣中央公園が打上げ場所で、立ち入り禁止!との事。
途方に暮れたものの、高い場所から打ち上げるのなら、逆にどこからでも見やすいだろうと、新たなる場所を探して!
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川俣町内を3周してしまいました…。
(しかも暗くなってきて公園の方角がよく分からない…。)
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迫る打上げ時間に決断を迫られ、結局、川俣町役場の駐車場へと戻ってくるのでした…。
そうこうしている間に、既に花火大会が始まってしまい、なんとか見つけた場所がココです。
目の前に民家があるものの、大きな打ち上げ花火は何とか確認できます。
最後の方は撮影を諦めて、再び見やすい場所を求めて動いてみたのですが、皆さん見やすい場所はしっかり分かっていらっしゃるようですね。
明るいうちのロケハン大事です。
そして、あまりの賑わいに川俣町民はお祭り好きなんだなと、改めて気づくのでした。
かわまた夏祭り からりこフェスタ イベント情報
開催日時 | 2018年8月14日(火) かわまた夏祭り からりこフェスタ – ふくつぶイベント情報 |
住所 | 福島県伊達郡川俣町樋ノ口11 |
交通・駐車場 | 川俣町県道114号線から市街地へ。 川俣町役場駐車場が臨時駐車場となっています。 |
見どころ | 多くの町民が集まる賑わいと住宅地付近から打ち上げられる花火 |
ホームページ | 川俣町 |
地図
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