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山城跡に創建 参拝客を出迎える 石川町 石都々古和気神社 あじさいの小径

石川町市街地は石川五山(石尊山、八幡山、源平山、地蔵山、薬王山)に囲まれ、中心部に流れる北須川・今出川の桜並木は、江戸時代から「桜谷」と称されてきたそうです。

現在も約6km 2,000本に及ぶ桜並木は「いしかわ桜谷」として、福島県内有数の花見スポットとなっています。

そんな桜の名所、石川町に「あじさい」の名所もあると聞きつけ、噂の石都々古和気神社へと向かいました。

石川町県道14号線から北須川西側の町道を南へ約500m。

緩やかなカーブの先に、鳥居と大きな駐車場が見え、そこが石都々古和気神社の入り口であることがすぐに分かりました。

ところで、石都々古和気神社って、どう読むと思いますか?

個人的には、棚倉町にある八槻都々古別神社と未だ混同してしまうのですが、こちらは「やつきつつこわけじんじゃ」、石川町にあるのが、「石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)」と読みます。

ちなみに、福島県内に「都々古和気神社」は五ヵ所ほどあるそうなので、比べてみるのも良いかもしれませんね。

さて、駐車場に車を停めて、参道入口へと向かいます。

鳥居の下には「あじさい」と横断幕が掲げられ、観賞にも期待ができそう。

石川町 石都々古和気神社

しかしこの時、「八幡山」の文字を読み飛ばしてしまった事に気がつきませんでした…。

鳥居をくぐると、すぐに狛犬が迎えてくれます。

この狛犬がなんと珍しい。

雲に乗っている狛犬なのです。

石川町 石都々古和気神社

この後ろ足を蹴り上げる形の「飛翔狛犬」は、石川町出身の石工が造り、彫刻作品としても評価できることから、2016年に石川町指定有形文化財となっているそうです。

さらに歩みを進めると、目の前に急な石段が現れました。(ずっと見えてたけどね)

石川町 石都々古和気神社

見上げると、石段の先にも鳥居があり、登ってほどなく本殿が見えるのかな?と意気揚々と歩みを進めていきました。

登りきるとまだ続く…まぁ、これくらいは。

石川町 石都々古和気神社

まだ続く…あじさい巨石・奇岩を楽しみながらね。

石川町 石都々古和気神社

ようやく本殿が見えたけど…。

石川町 石都々古和気神社

あじさい小径はまっすぐ進んで、登る。

石川町 石都々古和気神社

と、石段を登り続けること十数分、目の前にあじさい小径の立て札が現れました。(こっちはようやく見れた~)

石川町 石都々古和気神社

あじさい小径の南側は山の斜面に咲き、近づくことができないあじさいもあるものの、基本的には石畳が敷かれて歩きやすくなっています。

石川町 石都々古和気神社

また、意外と品種も多く、名札も立ててあるので、観賞も楽しくなってきます。

石川町 石都々古和気神社

あじさい小径や境内をひと回りして本殿へと移動していると…。

「史跡 石川城跡」の石碑が…。

石川町 石都々古和気神社

この石都々古和気神社は、八幡山にあった山城跡だったんですね~。

想像以上の石段数だったとはいえ、あじさいを見ながらの参道は、楽しみながら登ることができました。

また、裏手には車で登ってくる道も整備されているようです。

石川町 石都々古和気神社

このあじさいは、参道や境内に植えられているほか、手水舎に浮かんでいたり、本殿の周りには鉢植えのあじさいが置かれるなど、山頂まで登ってくれたおもてなしなんですね♪

石川町 石都々古和気神社

初夏にはあじさいが楽しめますが、春には、秋には紅葉も楽しめるそうですので、皆さんも登ってみてはいかがでしょうか。


石川町 石都々古和気神社 あじさいの小径 スポット情報

見ごろ時期 6月下旬~7月下旬(あじさい)
住所 福島県石川郡石川町下泉150
交通・駐車場 石川町県道14号線から北須川西側の町道を南へ約500m。石都々古和気神社駐車場へ。
見どころ あじさい小径に咲く多品種のあじさいのほか、鉢植えのあじさいも楽しめる
関連イベント 2018.9.15~16 石都々古和気神社例大祭
ホームページ 石都々古和気神社

地図

この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。

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近年、人気が高まっている、梅雨の時期を鮮やかに彩るあじさい。
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