2013年7月25日から一般県道となり、恒久的に無料開放となった福島県観光道路磐梯吾妻レークライン。
磐梯吾妻レークライン(北塩原村側)からは、秋元湖、小野川湖、桧原湖の眺望が楽しめますが、猪苗代町側には中津川渓谷があり、中津川レストハウスから遊歩道を通って手軽に自然の景観を楽しむことができます。
前回は2014年9月に訪れましたが、今回は三脚を持ち込んで2020年9月に再度中津川渓谷を訪れてみることとしました。
中津川レストハウスは、トイレ設備はもちろんのこと、お土産品やレストランもあります。
中津川渓谷まで徒歩約10分と近いとはいえ、準備はしっかりと行いたいものですね。
中津川渓谷への入り口は、レストハウスの左手にあります。
当サイトでも何度も紹介していますが、中津川渓谷は2011年に決定した「いなわしろ新八景」のひとつですので、猪苗代町へ訪れた際は、複数箇所合わせて観光コースを作るのも良いですね。
※詳細は、いなわしろ新八景 – 猪苗代観光協会 をご参照ください。
さて、中津川渓谷への散策路は基本的に坂を下って訪れるようになっています。
歩きやすく整備されているとはいえ、小さいお子様や足腰に不安がある方は、特に段差や木の根などにご注意ください。
途中、中津川橋(磐梯吾妻レークライン)への分岐があります。
こちらは中津川渓谷を上から望むことができるので、紅葉が進んだ際、全体を見渡すのに良さそうです。
さらに中津川橋の景観を楽しみたい方には秋元湖からの秋元・中津川渓谷探勝路 – 裏磐梯ビジターセンター がありますが、2019年10月現在、秋元湖湖畔の道が落石の恐れがあるため、通行止めとなっているようでしたので、詳細は裏磐梯ビジターセンター までお問い合わせください。
散策路は以前よりも整備が進み、かなり歩きやすくなった印象で、写真を撮影しながらゆっくり目でも、15分とかかりませんでした。
最後の階段を降りると、中津川渓谷のゴツゴツした岩の上に降りることができます。
岩が削られて流れを作っていく様子は、山中ならではの風景ですね。
また、積もる落ち葉や山の水脈から少しずつ流れ込む水流も情緒的でした。
秋元湖へと流れ込む中津川の水は、川底まで見えるほど透明度も高く綺麗な水です。
下り坂を降りた後は坂を上って帰るので、渓谷で十分癒やされてからお戻りください。
※周辺は、野生生物の生息域となっています。クマ鈴の携帯ほか、歩きやすい装備や飲料など最低限の準備をお勧めします。
猪苗代町 中津川渓谷 スポット情報
住所 | 福島県耶麻郡猪苗代町大字若宮吾妻山甲2998−47 |
交通・駐車場 | 磐梯吾妻レークラインの猪苗代町・北塩原村の市町村境界付近にある中津川レストハウスに駐車場がある。 ※磐梯吾妻レークラインは冬季閉鎖となります。(例年11月中旬~4月中旬 詳細は福島県猪苗代土木事務所 まで) |
見どころ | 中津川レストハウスから徒歩約10分で訪れることができる渓谷 |
ホームページ | 中津川渓谷 – 猪苗代観光協会 中津川渓谷 – 裏磐梯観光協会 |
地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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