例年3月中旬から4月中旬にかけて、100万株以上の福寿草が咲きみだれるという、福寿草の群生地喜多方市山都町沼ノ平地区。
100万株という光景はどんなものだろうと、以前から興味があり、2021年3月沼ノ平地区 福寿草群生地へと訪れました。
もくじ
遊歩道
沼ノ平地区の福寿草群生地への道のりは、喜多方駅前から、国道459号線を西へ進み、一の戸川の支流、五枚沢川沿いを北上します。
地図上は細い道で、多少不安があったものの、右折ポイントには福寿草まつりののぼり旗もあるほか、福寿草会館手前の駐車場入り口にも、大きな立て看板があり、喜多方駅前から約15kmほどの道のりも、思いのほか、すんなり到着したという印象でしたよ。
手前には誘導員もおり、駐車場へ入り、受付で環境保全協力金を収めて、さっそく福寿草群生地を散策します。
福寿草を早く見たいあまり、人が見える方へ真っすぐ向かってしまったのですが、実はコースを反対に巡ってしまいました。
駐車場入口を戻ると、案内板やルート案内の矢印もあるので、初めての方は、正規ルートで散策することをお勧めします。
なぜ、正規ルートが良いのかというと、福寿草群生地の見どころがちゃんと観賞できるコースだからという事に尽きます。
そのため案内も正規ルートに従って行いますね。
遊歩道は整備され、高低差はあるもののとても歩きやすいコースでした。
遊歩道の脇に咲く福寿草を観賞しながら、順路通りに進むと、ほどなく林の先に斜面と調整池が見えてきます。
福寿草群生地の見どころ
この調整池の周辺が、福寿草群生地の見どころ。
山の斜面一面が黄色く彩られ、福寿草で埋め尽くされている様子は圧巻です。※ぜひ写真を拡大してご覧ください。
そして階段を上り斜面に近づくと、黄色い絨毯が連なっていく様子が良く分かります。
さらに奥にも遊歩道が続きますが、歩いていた方に尋ねてみると、遠回りのコースになるそうなので、今回は階段を上り切ったコースから、駐車場方面へと戻り観賞を終えました。
後から案内図を見て分かったのですが、少し離れた場所にも観賞スポットがあるようですね。
福寿草会館
遊歩道を散策途中、少し奥へと進むと、雪の残る風景だけでなく、フキノトウも見つけソワソワ、
今年の初もの、フキノトウを食べたくなってしまいました。
そんな私の欲求も既に見透かされているようで…、福寿草会館では、土・日のみ沼ノ平そばの提供やヤマメの塩焼き、物産販売を行なっているので、ちゃっかりお土産にフキノトウを買って春の味覚も楽しむのでした。
まとめ
フキノトウをはじめ、オオイヌノフグリなど他の植物とのコラボも幸せな気持ちにさせてくれます。
福寿草を求めて、遊歩道を散策しているうちに、いつの間にか体力も備わりそうなスポットは、まさに幸福と長寿を叶えてくれそうですね。
福寿草の季節が過ぎても、棚田のオオヤマザクラや鏡桜など桜の名所もあるので、沼ノ平地区にはまた、訪れてみたいですね。
喜多方市沼ノ平 福寿草まつり イベント情報
開催日時 | 2021年3月20日(土)~4月4日(日)福寿草まつり – ふくつぶイベント情報 |
住所 | 喜多方市山都町朝倉 |
交通・駐車場 | 国道459号線を西へ進み、一の戸川の支流、五枚沢川沿いを北上。 福寿草会館の手前を入り、福寿草群生地駐車場へ。 2021年3月現在、 熱塩加納町へと抜ける熱塩加納山都西会津線(県道383号)2018年6月~路肩崩落のため全面通行止となっております。 また、山都町一ノ木へと抜ける道は冬期通行止となっておりますので、通行規制情報 – 福島県道路総室 にてご確認ください。 |
料金 | 環境保全協力金 300円(中学生以上) |
見どころ | 斜面に広がる見渡す限りの福寿草 |
関連イベント | 2019.4.21 棚田の桜ウォーク 2020年未実施 |
ホームページ | 沼ノ平行政区 |
地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。