相馬市の桜の名所といえば、相馬市役所からも近く、市の中心部に位置する馬陵公園の桜 が有名ですが、相馬市役所の観光サイト を見ていると、赤い橋がとても印象的な神社が紹介されており、以前から気になっていました。
その後、その神社は涼ヶ岡八幡神社という名称であることが分かり訪れたこともあったのですが、今回、希望であった桜の季節に訪問することができたので、レポートしてみたいと思います。
もくじ
- 放生池とその周辺の桜(2021.4.3)
- 涼ヶ岡八幡神社参道の桜(2021.4.3)
- 涼ヶ岡八幡神社境内(2019.10.6)
- 縁結びのカヤ(2019.10.6)
- まとめ
- スポット情報
放生池
鳥居のすぐ先には、放生池があり、
その放生池を取り囲むようにソメイヨシノが咲き誇ります。
神路橋を渡り放生池の先、参道の両側にも桜並木が続きますが、
神路橋からの桜の眺めも、なかなかの見応えです。
涼ヶ岡八幡神社参道
神路橋を渡りきった先にある涼ヶ岡八幡神社参道は、過去に流鏑馬が行われていた馬場ということもあり、約300mの桜並木がまっすぐに続きます。
涼ヶ岡八幡神社に近づくと、右手に四方堀が現れ、随身門の手前にある真っ赤な太鼓橋や四方堀に浮かぶ花いかだや色鮮やかな鯉にも目を奪われます。
陽気に誘われ、近所の子供たちも四方堀の鯉が泳ぐ様子を楽しんでいました。
特に日にちは告知されていないようですが、桜の満開の前後10日間にはライトアップも実施されるようです。
涼ヶ岡八幡神社境内
涼ヶ岡八幡神社の入り口には、随身門があり、国指定重要文化財となっているほか、
境内に見える本殿も国指定重要文化財となっています。
なかでも、本殿の内陣の天井絵は鳳凰と龍があしらわれており、
神楽殿にはそのパネルが展示されていました。
また、本殿の外陣には板壁が彫刻で埋め尽くされており、
相馬日光と称されるほどの、壮美な宮殿となっております。
縁結びのカヤ
境内を散策すると、縁結びのカヤの案内板が目に留まりました。
境内にある二本の榧が幹の途中にある太い枝でつながっており、良縁成就や夫婦円満にご利益があるそう。
涼ケ岡八幡神社 ホームページによると、2014年にタレントのアグネス・チャンさんが初めてカヤの間を通り抜け、なかなおりの木と命名したことから、整備が進み、今では人気のパワースポットとなっているそうですよ。
まとめ
今回、桜をきっかけに涼ヶ岡八幡神社に訪れてみましたが、4月の桜はもちろん、5月には縁結びのカヤに着生するマツランとカヤランの花も楽しめるそう。
また、相馬家ともご縁が深く、本殿や宮殿をはじめ八正宮の扁額、随身門など多くの国指定重要文化財にも触れることができる神社です。
相馬中村城(馬陵城)まつり などのイベントが行われる際には、ガイド付きツアーも実施されるので、歴史に思いを馳せてみるのもいかがでしょうか。
涼ヶ岡八幡神社の桜 スポット情報
見ごろ期間 | 4月上旬 |
主なイベント | 2020.9.19 涼ヶ岡八幡神社例大祭 |
住所 | 福島県相馬市坪田涼ケ岡51 |
交通・駐車場 | 相馬市街地から県道34号線を通り相馬消防署方面へ。 国道115号線から約1kmほど南に位置します。 方丈池の東西に駐車場あり。 |
見どころ | 約300mまっすぐに続く桜の参道のほか、相馬家縁の歴史的建造物。 |
ホームページ | 涼ケ岡八幡神社 |
関連イベント | 2021.6.12 大雷神社 相馬宇多郷神楽舞奉納 2020年未実施 相馬中村城(馬陵城)まつり |
地図
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