福島県を楽しむ方々を見ていると、登山や花めぐり、スポーツ、史跡・寺社、グルメ…など様々な形がありますが、ずーっと伝えたかったこと。
音楽はもちろん、アート等の文化も盛んなんですよ、と。
個人的にきっかけになったのは、福島県立美術館 で行われた若冲が来てくれました – プライスコレクション 江戸絵画の美と生命 –。
それから、年に数回はそうした施設を訪れたり、展示会を鑑賞したりしています。
ただ、こうしたレポートを書いていると、大きな問題が起きるのです。
それは…、
掲載できる写真が限定されてしまう!
最近は、展示会のカタログを購入していますが、どうしても行った感が弱い…。
そんな問題を大きく解決してくれたイベントが今回訪れたバンクシーって誰?展なんです。
もくじ
バンクシーって誰?展
私がビッグパレットふくしまを訪れたのは、バンクシーって誰?展開催前日の夕刻。
ビッグパレットふくしまの前では、TV局の中継車が後片付けをしていました。
なぜ、こんな時間にビッグパレットふくしまへ訪れたかというと…、
今回ご縁があって、実行委員会事務局がある福島中央テレビ さんより、内覧会のお誘いを受けたのです!
写真撮影OK!(一部エリア不可・フラッシュ・三脚等不可)のうえ、内覧会にも参加させていただき、またとない、レポートの機会となりました。
受付を済ませ、いよいよ鑑賞させていただきますが、見どころの多い展示会。
個人的に3つの視点、1.没入感を楽しもう、2.大型展示を楽しもう、3.ネズミを探そうに絞って案内させていただきます。
没入感を楽しもう
バンクシーって誰?展の公式サイト (東京)でも、
″映画のセットのようなリアルな街並みを会場に出現させ、全面撮影OKの新感覚没入型展示を創出します″
と伝えられているように、会場内にはバンクシーが作品を残した、世界各地の街並みが再現されています。
会場内は作品にスポットライトが当たり、場所によっては少し薄暗い場所もあるので、スマホはしっかりと持って撮影をおススメします。
そして、中村倫也さんの落ち着いた声の音声ガイダンスを聞いていると、より一層、その世界に引き込まれたような感覚を覚えますよ。
大型展示を楽しもう
グラフィティアートを描いていたバンクシーの作品の多くは、ストリート・アート。
昨年のミュシャ展のポスター作品の大きさにも驚きましたが、
こちらのFlower Throwerは、何と高さ5m!
ステンシルを使ってスプレーしているそうですが、このサイズをどうやって!?と実物大の迫力に圧倒されることでしょう。
この街並みと実物大の展示作品が、合わせて15点。
展示会としては、少ないかな?と思いましたが、訪れてみると、ちょっとした旅行気分も味わえ、満足できるのではないでしょうか。(プラス、キャンバス作品も展示)
ネズミを探そう
バンクシーの作品は、ストリート・アートだけではありません。
しかし、長くなりそうなので、ここは趣向を変え、展示会で発見した、もう1つの楽しみをご紹介します。
バンクシーの作品には、動物も多数登場します。
ほら、足元を見てみると…、
ネズミがこちらを見ていますよ。
※実は1枚目のWhitewashing Lascauxの写真にも写ってるから探してみて!
バンクシーは、ネズミをモチーフにした作品も多く描いていることからか、会場内の様々な場所に現れます。
日本(東京)で見つかったバンクシーの作品がネズミをモチーフにした作品だったことや、バンクシーが自身とネズミを重ねていることから、
どこかでバンクシーが私たちを見ているかもしれない、
私たちがネズミを探すことで、新たな作品やバンクシー本人と出逢うかも…。
そんな願いが込められているのかもしれませんね。
回遊する楽しみの1つに、また会場が混雑してきた時の和みとして。
こうしたスタッフの遊びや仕掛けを探してみるのもいかがでしょうか。
まとめ
体験に軸足を置いたと言える、バンクシーって誰?展。
「見て・感じて・撮影する」参加型の展示会は、今までアートに縁がなかった方にも受け入れやすく、間口も広がるのではないでしょうか。
新たな楽しみを発見しに、何度となく訪れてみたい!そう思わせてくれる展示会でした。
また、2022年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震から復旧したビッグパレットふくしまにも訪れてみていただければと思います。
さらに興味を持ったら、浜通り・双葉町の双葉駅前、東日本大震災・原子力災害伝承館前にあるウォールアート、FUTABA Art District(ふたばプロジェクト )から、アートに逢いに、福島県内各所を訪れてみるのもいかがでしょうか。
※FUTABA Art Districtは訪問時、悪天候だったので、未だ撮影はできていませんが、再度行きます!
ビッグパレットふくしま バンクシーって誰?展 イベント情報
開催日時 | 2022年6月29日(水)~8月24日(水) 9:30~17:00(最終入館 16:30)バンクシーって誰?展 – ふくつぶイベント情報 |
住所 | 福島県郡山市南2丁目52 |
交通・駐車場 | 郡山駅から県道17号線昭和通りを南へ。国道49号線を越えたら、1本東側の道路へ向かい、さらに南下した場所。 郡山南ICから郡山カルチャーパーク方面へ県道47号線郡山南インター線を県道17号線昭和通りまで走行。県道17号を郡山駅方面へ向かい、スーパーオートバックス・郡山南を目印に東へ入った場所。 ビッグパレット南側に駐車場あり。 JR郡山駅西口「1番乗り場」からバス乗車、「ビッグパレット」下車。 JR安積永盛駅から北へ約1.5km、徒歩20分。 |
料金 | チケット情報は公式サイトにてご確認ください。 |
見どころ | 現在も世界で注目を集め続けているアーティスト「バンクシー」の作品がリアルスケールで鑑賞できる |
ホームページ | バンクシーって誰?展 郡山 |
地図
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