古殿町というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか。
個人的には、古殿八幡神社のスギや越代のサクラなど、歴史ある大木が多い町、そして、大豆ミートが思い浮かぶでしょうか。
どちらも、地球温暖化対策やSDGsに関わってくるような、自然を大事にする町「古殿町」の、以前から気になっていたチェンソーアート文化祭へと訪れてみました。
もくじ
チェンソーアート文化祭
2018年に完成した、古殿町総合体育館「やぶさめアリーナ」へと会場を移したチェンソーアート文化祭。
2022年の開催内容はコロナ禍ということもあり、イベント内容は縮小されてしまいましたが、やぶさめアリーナの広い駐車場の一角では、フリーカービング大会と城所ケイジ氏によるカービングショーが行われていました。
フリーカービング大会のテーマは、2023年の干支「ウサギ」。
チェンソーをダイナミックに使い、粗削りする「音」と飛び散る「木粉」は、見ている私たちもテンションが上がり、
複数のチェンソーを使い分け活かされる「アイディア」と「仕上げ」におぉ〜っ。
フリーカービング大会が行われる中、ふと、明らかにレベルの違う方の存在に気がつきます。
それが、チェーンソーアート世界大会4連覇のチェーンソーアーティスト城所ケイジさん。
城所ケイジさんについては、次の項目にネタを残しつつ、気がつくと秋の冷たい風が吹く中、すっかりチェンソーアート作品に夢中になっていっているのでした。
チェンソーアート作品
城所ケイジさんの作品は、以前に会場となっていた道の駅ふるどの おふくろの駅に、チェンソーアート作品が展示されているほか、
古殿町役場庁舎内(チェーンソーアート作品 – 古殿町 )や廣覺寺(廣覺寺さんの龍神像 – ケイジの仕事記録 )にもチェンソーアート作品が展示されているそうです。
そして今回、制作された2023年の干支「ウサギ」の作品も古殿町役場庁舎内で見られるのかもしれませんね。
※その後、twitterフォロワーさんに道の駅に展示されていることをお聞きしました。(2023.1.20)
まとめ
チェンソーアート文化祭のイベントでは、チェンソーアート作品を通して古殿杉との出会いがありましたが、実はもっと身近な場所に古殿杉がありました。
磐城高箸では、古殿杉を使った鉛筆を取り扱っていたり(広報ふるどの2022年10月号 )、高輪ゲートウェイ駅には古殿のスギ材が使われていたり(東京ふるどの会 )、
また古殿町では、古殿杉を使ったDIY材組手什 を生産していたりと、
知らず知らずのうちに、チェンソーアート文化祭以外の場所で、古殿杉に触れているのかもしれません。
チェンソーアート文化祭 イベント情報
開催日時 | 2022年10月29日(土) 9:00~16:30チェンソーアート文化祭 – ふくつぶイベント情報 |
住所 | 福島県石川郡古殿町松川 |
交通・駐車場 | やぶさめアリーナ駐車場 |
料金 | 入場無料 |
見どころ | チェンソーを使ったダイナミックかつ繊細な彫刻 |
ホームページ | 古殿町 |
地図
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