2013年に会津若松市鶴ヶ城公園にて始まった、プロジェクションマッピングイベント「はるか」。
2014年に行われた「鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか2014 庄助の春こい絵巻」では、会津若松市民が描いたイラストや「鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか2013」の映像に加え、
影絵作家・藤城清治が描き下ろした「小原庄助」のキャラクターが会津の民謡「会津磐梯山」の音楽に乗せ、鶴ヶ城で宴を繰り広げました。
その後、2015年「あかべこ ものがたり」、2016年・2017年白河市にて「福島プロジェクションマッピング」、前回2018年には、会津若松市鶴ヶ城・白河市白河小峰城の二城にて「プロジェクションマッピングはるか」が行われるなど、広がりを見せていました。
私個人も再び見たいと願いつつ、年度末の忙しさ+要事前申込ということからなかなか再訪することができずにいましたが、
2019年 鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか2019 戊辰の風 花の雲~森公美子と歌う「花は咲く」~ にて、席に余裕があるため「当日券」が配布されることを知り、5年ぶりに訪れる事となりました。
私が訪れた最終日3月23日(土)は降雪の予報もあり、当日券が配布された午後5時~6時には雪が降り、一時吹雪の様相に。
開催もどうなるのかと、列に並びながら心配になりましたが、開催30分前になるとぴたりと止み、プロジェクターの灯りに照らされた鶴ヶ城が日が暮れるのに合わせ、さらに白く輝きを増してきます。
入場時間中には、会津若松市の観光イベントや過去の会津若松市関連写真のほか、戊辰150年の時を越え、松平容保公・新島八重も映し出されました。
そして、開始時間を迎えると、「サムライシティあいづ(SamuraiCity AIZUWAKAMATSU )」をイメージしたサムライの映像(白虎隊?)、白虎隊の部隊名にも使われていた「四神」青龍・朱雀・玄武をイメージした映像が流れ、それぞれのイメージカラーで鮮やかに鶴ヶ城が彩られました。(ここで、四神のうち白虎が無かったので、サムライは白虎隊であったと思います)
途中、雰囲気が変わり、赤べこ・起上り小法師・だるま(白河だるま?)の映像で、激しい映像と大きな音楽が続く緊張感を解いてくれます。
個人的な印象ですが、以前よりも明るく鮮やかな映像が流れるようになったと感じました。
そして、鶴ヶ城天守閣最上階に光が集まっていくと…。
歌手の森公美子さんが登場。
花で彩られた鶴ヶ城をステージに、復興支援ソング「花は咲く」を歌い上げてくれました。
花々で彩られた鶴ヶ城は、明治時代に当時の若松城公園に1,000本の桜を植樹した遠藤十次郎(遠藤現夢)の思いとも繋がっているようですね。
鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるかでは、個人協賛も募集しており、事前に日程が取れる方は協賛し、優先観覧エリアでゆっくりと観賞するのも良さそうです。(当日協賛も可能ならしたかった~)
引き続きプロジェクションマッピングイベントが行われることを期待しています。
※2014年3月の開催レポートから2019年3月のイベントレポートを追記しました。
鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか イベント情報
開催日時 | 2019年3月21日(木)~23日(土) 鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか – ふくつぶイベント情報 |
住所 | 福島県会津若松市追手町1−1 鶴ケ城公園 |
交通・駐車場 | 鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか臨時駐車場 |
見どころ | 鶴ヶ城を彩るプロジェクションマッピング |
ホームページ | fukushimaさくらプロジェクトhttp://www.fukushimasakura.jp/2019/ |
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この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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