日本国内で4番目の広さを誇る猪苗代湖。
その猪苗代湖へ最も多くの水量が流入するのが、裏磐梯の檜原湖から北塩原村・猪苗代町を流れる長瀬川となっています。
その長瀬川の支流のひとつ、猪苗代町川桁地区観音寺川の両岸に咲く桜並木は、2014年の福島県観光キャンペーン『ふくしま プレDC「福が満開、福のしま。」』会津エリアガイドブックに見開きで大きく紹介されるなど、桜の名所として年々注目度を増してきていました。
(ガイドブック・パンフレットにつきましては、極上の会津プロジェクト協議会HP をご参照ください。)
その観音寺川の桜並木は、例年4月下旬に見ごろを迎え、ゴールデンウィークには多くのお花見客が訪れますが、2018年は4月13日に開花、4月19日には見ごろを迎えたということで、4月21日 4年ぶりとなる日中の観音寺川へと赴きました。
県道322号線 ホテルリステル猪苗代入口近くに臨時駐車場があります。
駐車場へ車を乗り入れると、以前より着実に広くなっている駐車場ですが、それを上回るほどの入場者数があり、観音寺川の周辺は多くの車で賑わっていました。
桜並木の始点にあたる県道322号線の橋から桜並木を眺めると、先まで満開の桜が続きます。
この観音寺川の桜並木は、この橋から磐越西線川桁駅付近まで約1kmに亘り続いています。
まずは、側道から観音寺川と桜の様子を伺いながら川桁駅方面へと向かいます。
雰囲気が良いと感じた場所などは、堤防を歩いたり、川表の高水敷へと降りたり出来るのも観音寺川の魅力です。
また、ちょうど中ほどにあるお寺の周辺には、出店が並び、ゆっくりとお花見を楽しむことができますよ。
そして、橋が架かっている場所から今通ってきた場所を振り返ると…。
緩やかな川の流れと落差工、高水敷と桜並木、そして山々が魅力的な雰囲気を作りだしています。
ここからさらに西へ向かうとまた、少しずつ川幅が狭くなり、より一層雰囲気が変わりますが…。
実は、一番人気の撮影スポット。
桜の向こうの小さな橋には、多くの方が並び写真を撮影しています。
私は、邪魔にならないよう、東側の木の陰に隠れて一枚。
桜のトンネルの下を川が流れていきます。
この観音寺川の桜並木は、ほとんどがソメイヨシノという品種ですが、中には河津桜やしだれ桜もあるほか、堤防には水仙など春の花々も植えられているので、色々と見て回るのも楽しいですよ。
といいながら今回は、時折り吹く風に苦戦しながら、落差工と桜をテーマに写真撮影を楽しむのでした。
春の季節は、観音寺川周辺で桜並木を楽しむことができますが、臨時駐車場として一部駐車場を開放しているホテルリステル猪苗代の猪苗代ハーブ園 では、ハーブをはじめ季節の花々が10月下旬まで楽しめるそうです。
桜と一緒に自然の雰囲気も楽しめる観音寺川の桜並木。夜にはライトアップも行われ、また日中とは違った雰囲気も楽しめます。
このライトアップの様子は、「お花見人気スポットが期間限定ライトアップ 猪苗代町 観音寺川桜まつり 」でも案内していますので、ご興味のある方はぜひご参照ください。
当サイトでは、 ふくしまの桜50選+α にて福島県内の桜スポット情報、桜開花情報リンクなどもまとめていますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。
観音寺川の桜並木 スポット情報
見ごろ期間 | 4月下旬 |
主なイベント | 2018.4.16~5.6 観音寺川桜まつり |
住所 | 福島県耶麻郡猪苗代町川桁上川原 |
交通・駐車場 | 県道322号線沿いに駐車場有。 近年は混雑しています。 猪苗代駅からシャトルバスも運行されるとの事。 |
見どころ | 川幅の狭い観音寺川両岸に咲く桜並木が、川岸まで降りて楽しめる。 |
ホームページ | 観音寺川桜の桜 – 猪苗代観光協会 花と紅葉 – 猪苗代観光協会 開花情報:猪苗代観光協会 |
地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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