郡山市にある自然型の池泉回遊式花の庭園「四季の里 緑水苑」。
四季の花々が楽しめる庭園として、私のもとにも聞き及んでいたものの、緑水苑に訪れるのは今回初めての経験でしたが、庭園という勝手なイメージが私の判断を鈍らせていたのかと。
私の中の庭園のイメージを変えるような。四季の里 緑水苑は、そんな出会いを演出してくれる場所でした。
まず到着して驚いたのは、駐車場の車の台数の多さ。
場所柄、車でないと訪れるのが難しい場所ではあるのですが、ざっと見渡すと50台ほど停車していました。
有名な庭園とは言え、私の感覚ではありえないほどの来場者数です。
その理由は、園内に入るとすぐに分かるのですが、まさか、バーベキュー施設があり賑わっているとは、想像もしていませんでした。(しかも、帰ってからホームページを見ると、手軽でいい感じです。)
かと言って、庭園を散策している人が少ないというわけでもなく、半々くらいといったところでしょうか。
さっそく、地図を確認しながら、園内の散策を開始しました。
緑水苑は、約3万坪と広大な面積。
季節によって、春「ミズバショウ、桜、ハナモモ、レンギョウ、シバザクラ、ツツジ、シャクナゲ」、夏「アヤメ、バラ、アジサイ、ハス」、秋「モミジ、イチョウ」と楽しめ、この季節には紫陽花以外に睡蓮も花を咲かせていました。
緑水苑には、約3000株の紫陽花が植栽されているそうですが、ほとんどの来園者の目的はやはり紫陽花。
紫陽花の密集地帯には人も多く集まっていたので、周囲を散策しながら最後に紫陽花を巡るスタイルで、楽しんでみました。
まずは、南側のバラ園を回り、東側・北側と園内の様子を伺っていると、ドッグランやテント型の結婚式場など、植栽以外にも驚きます。
この結婚式場の裏手には、三春滝桜をはじめ、山梨・山高神代桜、岐阜・根尾谷淡墨桜と日本三大桜の子孫木のほか、園内全体では約250本の桜が植樹されているそうですよ。
そうする間に、約半周を終え、入り口付近へと戻ってきました。
池の北側はハナショウブが多く植えられているそうですが、紫陽花も点在し、日本庭園さながらの風景が楽しめます。
そして、いよいよ紫陽花の密集地帯へ。
時間が経ってもあまり人の流れが変わりませんでしたが、老若男女に関わらず、多くの方々が訪れている事にも驚きました。
そして、若い世代の方たちは、ポートレート撮影を楽しんでいるようですよ。
私は、紫陽花を中心にということで、マクロ撮影が多くなってしまいましたが、天気の良い日は、安達太良山を背景に観賞を楽しむ事もできるようです。
また、写真コンテストに入賞すれば、年間パスポートを手に入れることができるそうなので、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
当日は、突然小雨が降ってくることもありましたが、紫陽花はそんなハプニングも楽しめる花ですね。
郡山市 四季の里緑水苑 あじさい スポット情報
見ごろ時期 | 6月下旬~7月中旬(あじさい) 4/1~12/20開苑 春夏8:30~17:00 秋冬8:30~16:00 |
住所 | 福島県郡山市喜久田町堀之内赤津71 |
交通・駐車場 | 本宮市から磐梯熱海に抜ける県道8号線、または郡山市街地から国道49号線を使用し喜久田町へ。田んぼの中をしばし進むと、駐車場が現れます。 |
料金 | 入苑料(場内協力費)大人500円、小・中学生300円(5/1~7/20) 大人300円、小・中学生200円(4/1~4/30・7/21~12/20) |
見どころ | 広大な庭園を楽しめる四季折々の花々 |
ホームページ | 四季の里 緑水苑 |
地図
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