以前、会津地方でも赤そばの栽培を行なっている地域がありましたが、冷夏の影響後、栽培の話を聞かなくなり、寂しく感じていました。
ソバは、どんな環境でも育つようですが、霜には弱いようですね。
そんな時、田村市が東京オリンピックに向けてネパール連邦民主共和国との交流の象徴として赤そばを栽培していると聞き、訪れることを願っておりました。
2018年から栽培が始まっているようでしたが、既に3年目の2020年9月19日、ようやく赤そばの開花時期に訪れることができました。
赤そばの栽培を行なっているグリーンパーク都路 は、都路灯まつり や田村市地域おこし協力隊 の投稿記事である程度の知ってはいたものの、訪れるのは初めて。
赤そば見学のあと、グリーンパーク都路内を散策すると、オートキャンプ場ほか色んな事が分かったので、合わせて記載していきたいと思います。
そのグリーンパーク都路ですが、2020年9月現在正門道路が工事中のため、う回路から入場する必要があったのですが、う回路を通ったおかげで、眺めの良い景色が楽しめました。
ちょうど正面の小屋が見える周辺(左側と上部)が赤そば畑になります。
山頂には、風車がある桧山高原風力発電所が見え、田村市にはそのほかにも滝根小白井ウインドファームや仙台平展望台など眺望が楽しめる場所も多く存在し、こちらも訪れてみたいくなりますね。
※田村市の観光情報は田村市観光サイト もご覧ください。
いざ赤そば畑へ訪れると、面積は広く、案内板で確認すると①~③の3ヵ所に分かれています。
ちょうど上から見ていた小屋の左側(MAP②③)が
最もソバの花近くから観察できましたよ。
※電気牧柵が設置してありますので、触れないように気をつけてください。
赤そばは近くで見ると、ルビーに例えられるように赤く輝いています。
ところで、ネパールとの交流の象徴として、なぜ赤そば栽培なのかというと、ヒマラヤ山脈の麓であるネパールが赤そばの原産地で、その赤そばはネパールでも食されているそう。
もちろん、この赤そばもスカイパレスときわ で、自家製たむら十割赤蕎麦セットとして10食限定で販売されているそうです。
私は、いつもの通り営業時間11:00~14:00の後にこの看板を見つけてしまったので、この記事を見られた方はぜひ食してみて欲しいと思います。
そして、赤そば畑を観賞して回っていると…、
畑の間に何やら、高いポールが立っているのを見つけました。
この光景は、どこかで見たことがあるぞ…。
震災前に岩手県遠野市で見た光景。
ホップのつるが伸びるのを支える、ホップ畑の光景でした。
※岩手県遠野市はポップ生産全国シェア50% 岩手県 参照
気になったので調べてみると、
2020年8月にホップジャパン がグリーンパーク都路を改修し、ホップガーデンブルワリーを開設。
都路地ビールを製造、ちょうど訪れた前日(9月18日)から醸造が始まったそう。
今後、ルビーのように緋色に輝く赤そばだけでなく、黄金色に輝く地ビールも加わって、ますますグリーンパーク都路から目が離せなくなりそうですね。
田村市 グリーンパーク都路 赤そば畑 スポット情報
見ごろ期間 | 9月下旬~10月中旬 |
住所 | 福島県田村市都路町岩井沢北向185−1 |
交通・駐車場 | 2020年9月現在正門道路工事中につき、う回路をご利用ください。 |
見どころ | 緋色に輝くソバの花が鑑賞できます。 |
関連イベント | 2020.8中止 都路灯まつり |
ホームページ | 田村市 |
地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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