園内のさつきが綺麗に花を咲かせた2017年6月10日、猪苗代湖から引かれた安積疏水の最終地点にある国登録有形文化財の「安積疏水麓山の飛瀑」がある郡山市麓山公園へと訪れました。
江戸時代から存在するという園内の雰囲気は、さながら日本庭園。
弁天池を中心とした植栽や周囲の建造物にも趣きがあり、竹林に囲まれた建物を見つけた時には、思わず何の施設だろう?と用もないのに表に回って覗き込んでしまいました。
(何の施設か分かる方は失笑するところです)
さて、麓山の飛瀑は、公園のほぼ中心に位置し、どの入口からもすぐに分かる場所にあります。
東側の入口、公園に入るとすぐにある真新しい安積疏水麓山の飛瀑の石碑を目印にすると分かりやすいですね。
石碑の奥には石が積み上げられ、いかにもといった展望箇所が見えます。
途中にある麓山の飛瀑の案内板を見たりしながら近づいて行くと…。
あれ?流れていない?
そういえば、郡山市中央図書館側にある池にも水が張って居なかったような…。
ちょうど、私が見に来るのに合わせて清掃をしてくれていたようです。(^^
これはこれで貴重だな。と思いつつ、翌週の6月17日に出直した写真をどうぞ。
この日は水の流れも暑さにぴったり。
弁天池の水もゆらめき、亀でも居そうな雰囲気だなぁと思っていると…。
本当におさんぽしていました。
ホームページ:麓山公園 – 郡山市 ,日本遺産 – 安積平野を潤す一本の水路
そうそう、麓山公園の周辺には21世紀記念公園や荒池公園などの公園もあり、公園を巡るウォーキングコースも案内されています。
21世紀公園でまず目を引くのが「とんがりふれあい館」。
刻の径(ときのみち)と名付けられた道を囲む柱も印象的。
この柱には、ひとつひとつ異なったイラストが描かれています。
建物の中には、カフェがあり中から噴水を眺めながらゆったりとした時間を過ごす方たちも。
一転、和風の装いを見せる公園西側の麓山荘では、抹茶(お菓子付き)をいただくことができるそう。
また、園内にある花壇は整備中でしたが、四季折々の花を楽しめる場所ということなので、整備が終わるのも待ち遠しいですね。
ホームページ:公益財団法人郡山市観光交流振興公社
麓山公園から南へ向かうと、荒池公園・酒蓋公園があります。
この21世紀記念公園 麓山の杜から、麓山公園、荒池公園・酒蓋公園を巡るコースは、郡山市 遊・悠・友と歩こう元気路 健康ロード ぐるっと麓山の杜コースとして、1週約4kmのコースと手軽にウォーキングを楽しめるコースとなっております。
東側には、藤棚と休憩スペース。扇状に造られた藤棚は距離長く、花が咲く季節にはなかなか見ごたえがありそう。
南東側には、紫陽花が咲きはじめていました。
西側にあたる荒池西公園は整備中でしたが、春には北側にかけ桜並木が楽しめるそう。
そのまま酒蓋公園へと向かいましたが、池の整備中のようでしたので、またゆっくりと巡ってみたいですね。
また、かんがい用池を利用した公園は荒池公園・酒蓋公園のほか、香久池公園 や五百淵公園 も該当しています。
今回は思わぬところで、郡山市の散策コースの多さを知ることができました。
上記、遊・悠・友と歩こう元気路 健康ロード 以外にもせせらぎこみち といった水辺空間を演出する散策路もあり、こうした散策コースや散策路を使って観光を楽しむのもいいですね。
ホームページ:荒池公園 – 郡山市
2017年5月末 大正13年に市制施行を記念して建設された国の登録有形文化財 郡山市郡山公会堂が追加認定されたことにより、構成文化財は38ヵ所となりました。
春には桜と一緒に建物を写真に収める方も多い、撮影スポットにもなっています。
ホームページ:郡山市郡山公会堂 – 郡山市
日本遺産 未来を拓いた「一本の水路」 地図
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