赤瓦も冴える約1,000本の桜が一斉に咲き誇る 会津若松市 鶴ヶ城桜まつり

お堀で囲まれた鶴ヶ城への入場は大きく分けて３ヶ所挙げられます。

一つは、会津若松市市街地やバス停などから武徳殿前を通り北出丸から入る「太鼓門」。

もう一つは、車でお越しの際、西出丸の駐車場から入る「西中門」。

最後は、東駐車場から二ノ丸、廊下橋門を通って入る「裏門」。

そのうち、昨年11月から架け替え工事が行われていた鶴ヶ城廊下橋は、2018年3月31日には工事が完了し、記念式典が行われたそう。

新しく架け替えられた橋と桜の季節を楽しみに、2018年4月15日鶴ヶ城公園へと訪れました。

もちろん、前ふり通り、今回の入場は廊下橋門から。

実は、二ノ丸や東駐車場前（三ノ丸）等も桜の木が並び綺麗なんですよ。

なんと、鶴ヶ城公園には約1,000本の桜の木が植えられているということで、今回は、園内の様々な場所から桜を紹介したいと思います。

廊下橋はというと、以前と変わらず綺麗な姿を見せていましたが、50年以上経過していたということで、目に見えないところもしっかりと修繕され、安心して利用できますね。

また、橋の鮮やかな朱色は内堀の外に植えられた桜と一緒に、撮影スポットとしても人気でした。

廊下門を通り裏門までの道のりにも桜の並木が続きます。

鶴ヶ城はというと、石垣の上からチラリと姿を見せています。

裏門まで来ると、鶴ヶ城の全貌が見えるようになるのですが、この季節はやはり…。

多くの観光客で賑わっていますね。

園内では、週末、會津十楽という物産イベントが行われていますが、裏門そばにもおみやげ品やお餅など多数の出店がありましたよ。

出店で桜もちを買ったり、會津十楽では、団子や舶来品のアイスクリームなるものを購入しお花見を楽しみました。

そうそう、お花見スポットとしては、鶴ヶ城西側に桜の木が密集している場所があるので、そこにブルーシートを敷いてお花見を楽しんでいる方もいました。

また、鶴ヶ城公園では、石垣の周囲を散策できるスポットが何か所かあり、西中門近くからは大きな桜の木と共に鶴ヶ城を観賞できます。
※お城という特性上、石垣までは不揃いな石段を上り、石垣の上には手すりや柵などはありませんので危険性を充分理解し散策ください。

一方、鉄門（くろがねもん）や廊下橋門付近の石垣では、密集する桜の木や茶室麟閣との建物、月見櫓からの眺望など、様々な楽しみ方があります。

廊下橋や二ノ丸方面の桜を見渡すのもいいですね。

鶴ヶ城桜まつり

こちらは、散策する方も多く、日中の撮影はなかなか難しい…。

天気が良ければ粘ったのですが、写真を見ても分かる通りあいにくのお天気でした。

ぐるっと鶴ヶ城を一周したのですが、実は一番お手軽に観賞を楽しめるのが、鶴ヶ城の大きな看板のある裏門付近。

皆さん、散策を楽しんでしまうので、意外と入口付近が桜と鶴ヶ城を手軽に楽しめるポイントなのかもしれませんね。

ということで、桜を中心に鶴ヶ城公園内を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？

春の暖かい季節。色んな鶴ヶ城を探して、見つけて楽しんでいただければと思います。

会津若松市では、ハッシュタグ「#会津さくら」を使って、会津の桜情報を発信する取り組みを行なっています。

皆さんも、会津若松市内の桜を投稿し、この取り組みに参加してみてはいかがですか？

桜の開花情報2018 – 会津若松市

鶴ヶ城桜まつり

昨年は、桜の見ごろは過ぎてしまったものの、幻想的なライトアップを楽しみました。ご興味のある方はぜひ「時を越えて季節を越えて 会津若松市 鶴ヶ城桜まつり春のライトアップ 」もご参照ください。

ふくしまの桜50選+α

当サイトでは、 ふくしまの桜50選+α にて福島県内の桜スポット情報、桜開花情報リンクなどもまとめていますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。

鶴ヶ城公園の桜 スポット情報

地図

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