当サイトの記事の掲載数もいよいよ500件に近づき、そろそろ訪れる場所もなくなって来るのではないかと心配になりそうですが、そこは北海道、岩手県についで3番目の面積を誇る、広い福島県。
まだまだ、遠すぎてなかなか行けないスポットも多いのです。
しかし、遠くに行こうとすると、近場が疎かになったり…。
福島県内広すぎる難しさもジレンマになっていましたが、実は、杉沢の大スギも、そんなスポットのひとつだったのかもしれません。
当サイト御用達の国道349号線沿いで、近くには桜の名所もたくさんあり、もちろん場所は分かっていましたし、道路沿いからチラリと見える様子に、大きいなぁと…、-ついつい言い訳がましくなってしまいます。
そんな時、ひとつの突破口を空けてくれた存在が、「ニッコウキスゲ」。
今年(2020年)は、喜多方市 からシャトルバスで行くことができる、雄国沼湿原も萩平駐車場閉鎖のため、多くの方が散策を楽しむ機会が無くなってしまいました。

(雄子沢登山口については北塩原村 や裏磐梯ビジターセンター 等にご確認ください。)
ニッコウキスゲが見たいからと、ちょうど緩いカーブが連続している場所ですが、ガソリンスタンドを目印に杉沢の大スギへ、エイッと脇道に入ります。
すると、田んぼ越しに見ていた杉沢の大スギは、その巨大さからか、距離感が全くつかめなかったものの、脇道に入った途端、すぐ近く、わずか100mほどの距離であったことに気がつきます。
あれ、めちゃくちゃ近い、そして、で、でかい。
とついに杉沢の大スギへとやってきました。(国道349号線からわずか100mほど)
駐車場には、既に数台の車が停車しており、ニッコウキスゲの花を楽しむ方々や、すぐそばの直売コーナーに訪れている方々で幸い杉の木は独占。
間近で見る樹高40メートルを超える大杉の迫力を味わいました。
樹高は、二本松市HPでは50メートルとなっていますが、日本国内でも最大級と言われる杉沢の大スギにとっては、さほど気にもならない、というか目測ではもう想像もつかない大きさですね…。
そして、その周囲には、ニッコウキスゲが花を咲かせていました。
この周囲には季節によって、ラベンダーやヒマワリ、コスモスなど四季折々の花が植えられ、訪れる方々を迎えているそうです。
訪れた当初はニッコウキスゲを目的に来てみたはずなのですが、杉沢の大スギの大きさに圧倒されてしまうのでした…。
福島県森林計画課では、「福島の巨人たち 」という巨木ランキングを公表しているそうなので、新たな発見が楽しめそうですね。
また、この近くには、一本杉公園があり、春には山田の桜と呼ばれるエドヒガンサクラが有名で、道の駅さくらの郷を起点とした、ウォーキングも人気だそうですよ。
そして、杉沢の大スギに出会い、青空に映える巨木も楽しんでみたくなるのでした。
杉沢の大スギ スポット情報
住所 | 福島県二本松市杉沢 |
交通・駐車場 | 二本松市国道349号線沿い、田村市との境界付近に「杉沢の大杉」の看板があり、そこから約100mほど入った場所。 |
見どころ | 日本最大級の杉の巨木と周囲を彩る季節の花々 |
関連イベント | 毎年4月第3日曜日 大杉まつり |
ホームページ | 岩代観光協会 ,二本松市 |
地図
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