奥州の玄関口白河市街歩き 小峰城跡と福島ビエンナーレ 2020

福島県内各地で隔年開催されている福島ビエンナーレ。

福島を拠点にした若手アーティストの支援や地域文化の活性化を目的に福島大学が中心となって開催されていますが、国内で活躍するアーティストたちが参加していることでも、注目の芸術祭となっています。
※過去のイベント等については、福島ビエンナーレ をご参照ください。

この福島ビエンナーレをきっかけに、白河市の街歩きを堪能してきましたよ。

もくじ

• 白河小峰城
• 白河ハリストス正教会
• 本町銀座商店街
• まとめ
• スポット情報

白河小峰城

昨年、小峰城跡では石垣が修復完了し、桜を観賞に石垣修復完了の宣言直前に訪れていましたが、今回はその石垣修復完了宣言後、初の登城となりました。

“東日本大震災で崩落してしまった白河小峰城の石垣。
2015年4月には再入城が可能となり、2019年4月21日 8年の歳月を経て石垣修復の完了が宣言されます。
2019年4月20日～21日に開催される「白河小峰城桜まつり」に先立ち、桜がほぼ満開を迎えた城山公園・小峰城跡へと2019年4月14日に訪れました。”

小峰城跡のおとめ桜 レポート

2020年6月1日から、白河市では小峰城一石城主 を募集しています。

このプロジェクトは、小峰城城郭復元基金寄附金として清水門の復元に充てられるそう。

現在は、復元された石垣の間に木の柵と簡単な門が設置されていますが、プロジェクトが進めば、石垣の上の城壁や大きな門を備えた小峰城跡を見ることができるようになるそうです。

三重櫓手前には、前御門が復元されていますが、城山公園から、大きな門構えを見ることができれば、小峰城の迫力が増すこと間違いなし！でしょうね。

小峰城歴史館内のVRシアターでは、復元された清水門の映像を確認することができますので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

さて今回、小峰城跡に訪れた理由はもう一つ、福島ビエンナーレ風月の芸術祭 in 白河 祈 作品の観賞です。

残念ながら会期は11/3にて終了してしまいましたが、ホームページではヤノベケンジとダルライザーがコラボした阿吽 -ライズ THE ART-のプロローグ映像やエピローグ映像、QRコードなどが公開されていますので、公開されているうちにご覧ください。

白河ハリストス正教会

白河市役所の臨時駐車場に車を停めて、辺りを散策しながら他の福島ビエンナーレ展示を鑑賞できたらと思いましたが、小峰城跡や小峰城歴史館を見学しているうちに、思いのほか時間が経ってしまい…、

15時30分の開館時間に間に合わず、白河ハリストス正教会は外観のみを観賞しました。

会堂は1882年(明治15年)に建てられ、聖堂は1915年(大正4年)に建立されたそう。

内部の聖堂と展示されている日本人最初のイコン画家山下りんが描いたロシアイコンは福島県指定重要文化財に指定されているそうです。

白河市まちづくり推進課が運営する白河市まちづくりブログ を参照してみると、福島ビエンナーレ会期以外にも観賞できる機会がありそうですね。

本町銀座商店街

そのまま福島ビエンナーレのアートだるまが多く展示されている本町銀座商店街へ。

周辺には風月の芸術祭 in 白河 祈バナーが飾られていました。

街中を歩いているだけで、お店の軒先に様々なアートだるま作品を観賞できるのも良いですね。

その中で、一度訪れてみたかったマイタウン白河へ。

こちらには、福島大学美術専攻の学生、院生や一般公募されたアートだるまが展示されていたのですが、粒ぞろいの作品たちにびっくり。

また、建物内ではハロウィン撮影用のスペースやショップが入っていたり、イベントが行われていたりと、覗いているだけで、楽しくなってきました。

まとめ

いつもはご当地キャライベントやダルマまつり等で、人で溢れかえった白河市街地を散策していましたが、こうしてゆっくりと散策できたのも新鮮。

当時は、この辺りまで城郭があったとされる小峰通りからも三重櫓を観賞できました。

ネットでの公開は発見できなかったのですが、この後小峰城歴史館で入手していた、白河うまいもんMAPを参考に、白河ラーメンも堪能。

城下町を散策して歩くのも良い体験ですね。

また白河市では、白河市歴史街歩き と称し、市内の歴史的な建造物を紹介していますので、街歩きの参考にいかがでしょうか。

白河市 白河小峰城跡 スポット情報

地図

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