春の桜、霞ヶ池のフジ棚に始まり、秋には二本松の菊人形や紅葉など、様々な四季彩を魅せる二本松市の霞ヶ城公園。
毎年7/28には、戊辰戦争で散った二本松少年隊の精霊を弔う、二本松少年隊顕彰祭が行われますが、二本松少年隊の顕彰碑近くには、その季節の訪れを告げるように、紫陽花の花が咲き誇ります。
霞ヶ城公園は広いため、車でお越しの際は、駐車場も本丸近くの駐車場を利用すると比較的手軽に訪れる事ができるかと思います。
さて、霞ヶ城公園の紫陽花は二本松少年隊顕彰碑~日影の井戸の間に植栽されています。
本丸跡の石垣から散策路を南へ下って行くと、日影の井戸が現れます。
この日影の井戸は、千葉の月影の井戸、神奈川の星影の井戸と並び「日本三井戸」と称されており、深さ16メートル、さらに北に14メートルに達する大きさだそう。
さらに下ると二本松藩士自尽の地があり、戊辰戦争の壮絶な歴史を思い起こさせます。
梅雨の季節ながら、強い西日に照らされたここ一帯は神秘的な光景となりました。
そのまま、二本松少年隊顕彰碑がある新城館へ向かう途中には、鮮やかなアジサイが花を咲かせていました。
少し遠回りしてしまいましたが、二本松少年隊顕彰碑~日影の井戸の間があじさいロードと呼ばれています。
ここは、ウッドチップが敷かれてていて比較的歩きやすい場所ですね。
今年は雨が少なかったせいか、あじさいの花も少なかったようです。
そして、戊辰戦争から150年。
霞ヶ城公園に咲く紫陽花の青が鮮やかであるほど、どこか寂しげな不思議な気持ちになるのでした。
霞ヶ城公園の紫陽花 スポット情報
住所 | 福島県二本松市郭内4丁目 |
交通・駐車場 | 二本松市街地 県道355号線から山を越え、福島県男女共生センター方面へ向かいます。 二本松城駐車場から北へ上り、二本松市自然休養村管理センター駐車場のほか、さらに本丸跡に向かった場所にも駐車場あり(道が狭いのでご注意ください) |
トイレ | 二本松城駐車場から箕輪門を挟み西側にあり |
見どころ | 木漏れ日の中、咲く紫陽花たち。 ホームページによると例年6月下旬~7月中旬ころまで見ごろとの事。 |
その他イベント | 2018.7.28・29 二本松少年隊顕彰祭・墓前祭 2018.10.10~11.25 二本松の菊人形 2018.4.5~5.6 霞ヶ城公園桜まつり |
ホームページ | 霞ヶ城公園内の自然 – 二本松観光連盟 |
地図
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