福島県内でも比較的冷涼な高地を中心にソバが栽培されており、夏もお盆を過ぎたころ、様々な場所でソバの花を観賞することができます。
その中でも、約40ヘクタールと広大な蕎麦畑でソバの花を観賞できる場所があると聞き、下郷町にある猿楽台地のそば畑へと訪れてみました。
猿楽台地は、以前観音沼森林公園を訪れた際に案内板を見かけていたものの、ソバの花の時期ではなかったため、結局分からずじまいのままとなっていました。
相も変わらず、この記憶だけで国道289号線の途中から観音沼森林公園を目指し、山中をドライブするのですが、初めての方は会津鉄道養鱒公園駅から目指した方が分かりやすいかもしれません。
道幅も広い農免道路を走っていると、猿楽台地のそば畑と養鱒公園いこいの広場の分岐案内の看板が現れます。
まずは、猿楽台地のそば畑へ。
少し山道を登ると、猿楽台地のそば畑看板が出てくるので、そのまま直進します。
坂を登り切り、林を抜けると、そこには一面ソバの花が広がっていました。
路肩から少し上がったそば畑は、ソバの花とほぼ同じ高さの目線で、間近に花を楽しむ事ができます。
道路を走行している時に見かけるそば畑の殆どは、田んぼを活用したものなので、ここまで近づくことはできません。
ソバの花の時期や新そばの時期には、猿楽台地のそば畑を西に進んだ水車が目印の十文字げんきな広場(十文字地区集会所)にてそばまつりも行われているようですよ。
また、十文字げんきな広場前の通りは、十文字そば街道と名づけられ、十数店の蕎麦屋さんが軒を連ねていますので、ソバの花の季節以外にも蕎麦を堪能できそうです。
今回は、案内板があった養鱒公園いこいの広場にご縁を感じ、向かってみることにしました。
下郷町 猿楽台地のそば畑 スポット情報
見ごろ期間 | 8月下旬~9月上旬 |
住所 | 福島県南会津郡下郷町大字沢田 |
交通・駐車場 | 会津鉄道養鱒公園駅前から農免道路(十文字そば街道)へ。 右手にある養鱒公園いこいの広場案内板を目印に反対側の左側の坂道を上り、猿楽台地のそば畑看板の先。 路肩に停車することになると思いますので、通行には十分ご注意ください。 |
見どころ | 台地に広がる約40ヘクタールのそば畑 |
関連イベント | 2019.9.1 十文字花見そばまつり 2019.10.20 十文字新そばまつり |
ホームページ | 猿楽台地のそば畑 – 下郷町 十文字地区元気づくり実行委員会 |
地図
猿楽台地のそば畑を観賞した後に、案内板があった養鱒公園いこいの広場へ訪れることにしました。
養鱒場は福島県内でも数多くあり、私自身も釣り堀でマス釣りを楽しんだことはありますが、公園施設と一緒になっている場所は珍しく、訪れてみたいと思っていました。
駐車場の目の前に養鱒センターがあり、ニジマス釣りを楽しむ事ができます。
養殖池や釣り堀の水面を覗くと、透明度も高く、所狭しと泳ぐニジマスの様子が見えます。
ニジマスは冷水を好むそうなので、下郷町での養殖は最適な環境なのですね♪
また、すぐそばにはバーベキュー広場もあるので、釣ったニジマスを塩焼きにして頂くこともできるそうですよ。
一方、レストハウスでは、ニジマスのフライのほか、ご当地バーガーのますバーガーがあったので、注文してみました。
バンズにはじゅうねん(エゴマ)が入っているそうで、香ばしい匂いが食欲を誘います。
挟まれているのは、ニジマスのフライということで、これは間違いなくおいしい!
同じく下郷町町内の下郷町物産館、会津下郷駅内駅カフェしもごうなどでも販売しているそうなので、見かけたらぜひお試しください。
養鱒公園いこいの広場は、公園施設と一緒になっていることで、気軽に訪れることができますね。
次はぜひとも、釣りたてのニジマスを頂きたいと思います。
下郷町 養鱒公園いこいの広場 スポット情報
住所 | 福島県南会津郡下郷町大字落合左走1808−1 |
交通・駐車場 | 会津鉄道養鱒公園駅前から農免道路(十文字そば街道)へ。 右手にある養鱒公園いこいの広場案内板を目印に阿賀川方面へ向かうと駐車場にたどり着く。 |
料金 | 入場無料 釣り竿貸出し貸出110円、ニジマス1kg1500円 ※その他下処理以外は加工料金が必要です |
見どころ | 公園施設で遊びながら、食事ができるスポットです |
関連イベント | 毎年8月最終日曜日 そばフラワーフェスティバル 2019.10.27 養鱒公園新そば祭り |
ホームページ | 下郷町観光公社 |
地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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