福島県には、あじさい寺と呼ばれるお寺が中通り・浜通り・会津地方それぞれに存在します。
二本松市高林寺 ・喜多方市願成寺 といわき市波立寺の３箇寺。
今回は、あじさいの観賞時期に合わせ、波立寺へと訪れてみました。
もくじ
波立寺
波立海岸へ訪れるルートは、2017年2月に国道6号久之浜バイパスが開通してから、少し変わりました。
いわき市平方面から訪れた場合は、道の駅よつくら港 から北へ３個目、太平洋健康センターいわき蟹洗温泉 前の信号を右折し、県道395号 四倉久之浜線を走行してくださいませ。
トンネルを２つ越えると、すぐに波立寺（はりゅうじ）の波立薬師（はったちやくし）の仁王門が見え、駐車場もあり、思わず駐車したくなってしまいますが、
ゆっくりとあじさいを鑑賞したい場合には、ここから100mほど先の駐車場へ駐車することをお勧めします。
こちらは、約200台の自家用車が駐車できる広い駐車場なので、安心して駐車できますよ。
さて、本題へ。
こちらの駐車場へ止めると、さっそく紫陽花が咲く参道入口へ。
波立寺の紫陽花の多くは、参道の両側を彩りますが、
私は、その様子を贅沢に楽しみたかったので、駐車場をそのまま北へ歩き、立派な門柱がある波立薬師の入口へと向かいました。
この入口から散策を始めると、波立薬師まで200mを超える紫陽花の参道が散策できますよ。
参道の両脇には、波立薬師を想像させるような、赤や紫の紫陽花が多く彩られているほか、よく見ると、ガクアジサイなどもちらほら見受けられますよ。
そして、波立寺まで訪れると一転。
青や白の紫陽花が目立つようになってきました。
もしかすると、コントラストを考慮して植栽されているのかもしれませんね。
弁天島
津波の影響で長らく進入禁止となっていた弁天島も、
周辺の歩道橋等の工事が進み、2018年12月30日から、弁天島を象徴する波立弁天橋の通行が可能になりました。
紫陽花の咲く時期は梅雨のため、海は荒れ模様だったので、長時間の滞在は遠慮させていただきましたが、
弁天島には、朱塗りの鳥居もあり、波立寺を訪れた際には参拝したいスポットのひとつですね。
まとめ
波立寺には何度か訪れていたものの、ようやく紫陽花の咲く時期に訪れることができました。
福島県のあじさい寺（二本松市高林寺・喜多方市願成寺・いわき市波立寺）の３箇寺には、それぞれ傾斜地に密集していたり、庭園を彩っていたりと特徴がありますが、
波立寺の紫陽花は、参道と建物（伽藍）で色彩を意識した植栽が印象的でした。
波立寺 スポット情報
| 見ごろ期間 | あじさい：6月中旬～7月中旬 |
| 住所 | 福島県いわき市久之浜町田之網横内８９ |
| 交通・駐車場 | 国道6号バイパスから県道395号、久之浜・波立海水浴場方面へ。 波立寺北側には大きな駐車場があります。 |
| 見どころ | 鮮やかな紅色の紫陽花が並ぶ参道と、落ち着いた雰囲気の伽藍の紫陽花。 |
| ホームページ | いわき観光まちづくりビューロー |
地図
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