以前、訪れた時は只見町へ向かう国道上にも雪が積もっていましたが、2018年の冬は寒波が訪れ、積雪量も多かったにも関わらず、道路が整備され、想像以上に行きやすくなっていました。
少し期間は空いてしまったものの、今回は只見ふるさとの雪まつりへ2度目の訪問となったので、2018年2月11日日曜日のイベントへと訪れてみました。
会津坂下町から国道252号線を只見町方面へ上り、会場に近づくにつれ、少しずつ晴れ間が。
これは良い天気が期待できそうと、会場近くの只見振興センターまできましたが、周辺の臨時駐車場は全て満車。
大駐車場の案内板と警備員の立ち位置に誘導され、町下グラウンドの駐車場へと駐車する事ができました。
さて、回りは雪だらけでここがどこかも良く分からないまま、どうやって会場に行こうか…と道路沿いへ出ると、「シャトルバスが来てますよ~。」と警備員さん。
帰りの際もそうでしたが、会場まで比較的近い場所なので、シャトルバスも頻繁に往復しているようでした。
心配をよそにすんなり会場前へ到着すると、只見駅前通りではアスファルトも見え、いい天気。
今回は、手前の裏口?から入場せず、前回覚えた只見駅近くの入場門から会場入りします。
今年の大雪像は「鶴ヶ城」ということで、入場門はさながら鶴ヶ城の表門。積み上げられた石垣も丁寧に再現されていました。
門をくぐると、会津藩「新島八重」のマスコットキャラクター「八重たん」もお出迎えしてくれ、すっかり会津を思わせる雰囲気。
雪像は大きな建造物だけでなく、お子さまに人気のキャラクターをはじめ、こうした人物など色々な作品が並んでいました。
そして、会場付近では、楽しそうな声がスピーカーから響き続けています。
入場門付近では、雪壁で隠れて見えなかった大雪像「鶴ヶ城」をステージに、テツ&トモ・二代目Jbsのお笑いライブが行なわれていました。
ライブが終わると、只見町ユネスコエコパークの登録を記念したキャラクター「ブナりん」もやってきます。
会場には、当たりくじ付き紅白餅が投げられ、さらにヒートアップします。(笑
さすがに当たりくじまでは引き当てる事ができませんでしたが、しっかり紅白餅をいただきましたよ。
お笑いステージの次は仮面ライダーショーが繰り広げられています。
仮面ライダーの写真はネット上にアップできないため、写真を撮りつつも会場内の出店を物色。
露店でお馴染みの焼きそばやたこ焼きのほか、前回いただいた味付マトンケバブや南郷トマトを使用したトマ豚鍋など、新しい名物もありましたが、今回は只見そば部会の田舎そばをいただきました。
そばの上に、切り干し大根?がたっぷりのっていて、食感が楽しめるほか、お腹もいっぱい、体も温まりましたよ。
また、只見ふるさとの雪まつりでは、ステージ上だけでなく、カマクラ内での只見の戊辰語りべイベントや只見スキー場でのスノーモービル体験などの企画も行われていたようですので、様々な楽しみ方もできますね。
この只見ふるさとの雪まつり最新情報は、只見ふるさとの雪まつり 公式サイト だけでなく、只見町観光まちづくり協会ホームページ でも更新されているほか、ツアー情報も提供されているので、両方チェックするのをお勧めします。
そうしている間に、少しずつ夕暮れが迫ってきました。
太陽の傾きが大雪像の陰影を浮かび上がらせ、鶴ヶ城をよりリアルに際立たせます。
高さ12メートル、幅30メートルという福島県内では最大規模の大雪像ですが、石垣だけでなく、鯱瓦や組物など繊細な造作が本物にせまる迫力を出していました。
そして、ステージ上には薄着の男性が二人…。
余りにも寒そうなので思わず応援に。
よしもと&ザ・が~まるちょばカンパニー正式メンバー ダンス&サイレントコメディーGABEZ (GABEZ official website )のステージが始まりました。
なんと、このGABEZ(ガベジ)が、只見ふるさとの雪まつりに参加するのは、5年連続5回目になるそう。
楽しいパフォーマンスにどんどん引き込まれ、さらに天候が荒れていく中、ラストは上着を脱ぎ捨てて只見限定パフォーマンスを披露するなど、感動のあまり彼らの雄姿を思わず写真に収めてしまうのでした。
ぜひ、引き続き彼らにお目に掛かって、全力のパフォーマンスから力を貰いたいですね。
ステージに夢中になっていると、あっという間に日が落ちて、大雪像「鶴ヶ城」のライトアップが際立ってきました。
鶴ヶ城が輝きを増していくのと一緒に、雪もしんしんと降り続け、幻想的な雰囲気に。
しかし、実際は吹雪。
天候が荒れる予報がいよいよ現実味を帯び、また軽自動車で移動しているため、安全に帰宅することを優先して今回は花火撮影を断念しました。
只見ふるさとの雪まつりの花火大会は土・日、両日行われましたが、土曜日は戊辰150年記念花火、日曜日はユネスコパーク記念花火と内容も異なっているようですので、両日観ることができれば最高ですね。
また今回、奥会津只見戊辰150周年記念として鶴ヶ城の雪像が建てられましたが、戊辰戦争では、南会津の戦いとして、南会津町や只見町で戦闘が繰り広げられていました。
会津若松市戊辰150周年記念事業 では、過日、南会津にスポットを当てたセミナーが行われるなど、2018年は、歴史に触れる機会が増える一年になりそうです。
2014年の雪まつりの際には、初日の土曜日に訪れました。土曜と日曜では行われているイベント内容が異なりますので、「福島県内最大の巨大な雪像がシンボル 只見ふるさとの雪まつり 2014 」もご覧ください。
只見ふるさとの雪まつり イベント情報
開催日時 | 2018年2月10日(土)・11日(日) 10:00~20:30 (毎年2月の第2週の土・日曜日) 2月9日(金) 19:00~20:30 前夜祭 只見ふるさとの雪まつり – ふくつぶイベント情報 |
開催場所 | JR只見駅前広場 |
交通・駐車場 | JR只見駅より徒歩1分 駅前駐車場・只見振興センター駐車場・町下グランド駐車場 |
見どころ | 福島県最大の大雪像、夜の大雪像ライトアップと花火の共演 土曜日には、雪中大神輿、厄払いの儀、おんべ等の儀式も。 |
その他 | バスツアー有(只見町観光まちづくり協会 ・会津バス ) 只見ふるさとの雪まつりフォトコンテスト開催 応募締切:2018年2月28日(水) |
ホームページ | 只見ふるさとの雪まつり |
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この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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