会津坂下町恵隆寺(立木観音)、西会津町如法寺(鳥追観音)、そして会津美里町弘安寺(中田観音)は会津ころり三観音として、会津三十三観音めぐりの中でも年中参拝者が絶えない巡拝地として古くから親しまれています。
その会津ころり三観音のひとつ、会津美里町の弘安寺(中田観音)とそこから約3kmほどの位置にある法用寺を訪れました。
弘安寺では、平成29年3月1日から平成30年2月28日まで観音堂の改修工事を行なっていますが、参拝は可能となっております。
中田観音は、野口英世の母シカが信仰し参詣。毎月の月詣りを欠かさなかったという逸話も残っているお寺です。
観音堂にも「だきつき柱」がありますが、改修工事が終わるまで少しお預け…。
銅板葺きの屋根工事の様子など、お披露目される日が楽しみですね。
また、秋の季節ということで、菊祭大祭の菊展示やイチョウの黄葉、小さな花を咲かせるジュウガツザクラを愛で楽しみました。
季節は異なりますが、法用寺へ向かう途中の千歳桜とも関連があるとの事ですので、春の時期もまた、合わせてお参りしてみたいですね。
ホームページ:弘安寺(中田観音) – 会津美里町役場 ,日本遺産「会津の三十三観音めぐり」
同じく会津美里町にある法用寺に於いても奉納菊花展が開催されていました。
この菊花展開催中はパネル展示されている国指定重要文化財の木造金剛力士像を拝観できるそうです。
参道の周囲には、菊の展示が行われているほか、イチョウの木も少しずつ黄葉。
春とは違い少ししっとりした雰囲気が漂います。
訪れた日は落葉まで少し早いようでしたが、イチョウの葉が広がる景色もぜひ見てみたいですね。
また、春に訪れた時は虎の尾桜の観桜会と重なり、ゆっくり見れなかった室町時代の銅鐘と三重塔を改めて見学。
どちらも福島県指定重要文化財ということで、貴重な文化財を多数有するお寺でもあります。
午後3時くらいには扉を閉じてしまうということで、遠慮してしまいチラリと見るだけでしたが、今度はゆっくりと木造金剛力士像を拝観したいです。
ホームページ:法用寺 – 会津美里町役場 ,日本遺産「会津の三十三観音めぐり」
日本遺産 会津の三十三観音めぐり 地図
この情報は編集時の情報です。内容によっては現在と異なる場合がございます。予めご了承ください。
[socialbox]