南会津町国道289号線を田島地域から南郷地域へと向かう途中、田んぼが多く見晴らしが良くなったころ「南泉寺」の看板を目にすることができます。
この南泉寺には、1794年に農民による寄付金で立てられた、福島県指定重要文化財となっている茅葺き屋根の楼門があります。
楼門をくぐると眼前に樹齢約110年ながら樹高約5mと小ぶりでも、枝張りの非常に良いシダレザクラを望むことができます。
桜の根元には、「平七桜」の札が立てられ、この桜の呼び名であることを示していると思われますが、由来については…?
非公式ながら、多くのホームページで、安照寺(恐らく南郷地域の安照寺)から頂いた桜の苗を住職のお供、平七が持ち帰った労苦を讃えて名づけられた。という記載があり有力な情報となっている様です。
楼門より大きく育たず寄り添う桜は、この平七の想いを引き継いでいるようですね。
見ごろは、4月中旬~5月上旬。2017年5月6日、本堂から聞こえる朝のお勤めと共にこの桜を楽しませていただきました。
ふくしまの桜50選+α にて福島県内の桜スポット情報、桜開花情報リンクなどもまとめていますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。
当サイトでは、 南泉寺のしだれ桜 スポット情報
見ごろ期間 | 4月中旬から5月上旬 |
住所 | 福島県南会津郡南会津町静川西ノ沢口乙14 |
交通・駐車場 | 国道289号線から見える「南泉寺」の看板を目印に側道へ。 南泉寺楼門南に数台分の駐車場があります。 |
見どころ | 福島県指定重要文化財の南泉寺楼門から望む参道を覆うように咲くしだれ桜。 |
ホームページ | 南泉寺のしだれ桜 – 福島県 南会津建設事務所 |
地図
日本遺産 会津の三十三観音めぐり 地図
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